【IT業界研究】日本のIT業界の分類や構成をわかりやすく解説!

日本の製造業の技術力は世界でも有名ですが、IT技術に関してはご存知でしょうか。この記事では、日本のIT業界に興味をもつ外国人向けに、日本のIT業界の分類、各分野の有名企業などついてわかりやすく説明していきたいと思います。

※こちらの記事を英語でご覧になりたい方は、こちら(English Here!)になります。

日本のIT業界の基本情報

まずはIT業界を分類する前に、日本のIT市場に関する基本情報を説明したいと思います。

IT業界市場規模(2019年):12兆4,930億円
参照:矢野経済研究所による試算・予測

IT業界成長率:2018年約2.8%増、2019年約3.4%増、2020年約1.6%増
参照:矢野経済研究所による試算・予測

今後3年間のIT投資分野:1位ERP、2位セキュリティ関連ソフトウェア、3位SFA(営業支援システム)
参照:矢野経済研究所による企業アンケート調査

世界と日本のIT技術者数:世界4位約109万人
※1位アメリカ(477万人)、2位は中国(227万人)、3位はインド(212万人)
参照:ヒューマンリソシア / 世界各国のIT技術者数 ~米国・中南米編~
   ヒューマンリソシア / 世界各国のIT技術者数 ~アジア・オセアニア編~

詳しくはこちらの記事にまとめておりますので、お時間あるときにご覧ください。

日本のIT業界市場規模2019年版・世界と比較した日本の現状

日本のIT業界の構成

これからは、日本のIT業界の分類・構成について説明をしていきたいと思います。

日本のIT業界は一般的に、インターネット・WEB業界、情報処理・情報通信サービス業界、ソフトウェア業界とハードウェア業界の4つに分類されます。

  • インターネット・WEB業界
  • 情報処理・情報通信サービス業界
  • ソフトウェア業界
  • ハードウェア業界

それではこれからこの4つの業種について代表的な企業も交えて説明していきます。

インターネット・WEB業界

インターネット・WEB業界には、ネットワークの構築、Webサイトの制作、インターネット広告など企業向けのサービスを提供するB2B企業とSNS、ポータルサイト、ECなどの個人向けのサービスを提供するB2C企業が含まれいています。

この業界には主に5つのサービスがあります。

ポータルサイト

ポータルサイトはインターネットの入り口となるサービスでさり、オンライン上の情報検索、ニュースやオークション、ショッピングなどユーザーに役立つ様々なサービスやページが設置されている多目的のWebサイトとなります。

    代表的な企業例

  • Google
  • Yahoo!JAPANなど

SNS

SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)は、インターネットを介して人間関係を構築したり、情報をシェアできるサービスのことです。スマートフォンの普及に伴い拡大してきた代表的なサービスの一つです。

    代表的な企業例

  • Facebook
  • LINE
  • LinkedInなど

Eコマース

Eコマースは、オンライン上で売買ができるサービスを指します。思い浮かぶのは、オンライン上で物を買うことができる通販サイトが代表的だと思いますが、Eコマースはそれだけではありません。企業と消費者間の取引の他にも、企業同士の取引やオークション、フリマサイトなどのC2C取引も含まれます。

    代表的な企業例

  • Amazon
  • 楽天
  • Mercariなど

Web広告

インターネット上の広告を取り扱う代理店やシステムを提供するサービス全般がWEB広告業界となります。広告のなかでも、「リスティング広告」、「アドネットワーク広告」、「SNS広告」、「記事広告」、「バナー広告」などのように多数の種類のものがあります。

    代表的な企業例

  • サイバーエージェント
  • オプト
  • アドウェイズなど

キュレーション

キュレーションサイトとは、必要な情報を収集したうえで、それらを見やすくまとめたサイトのことです。

    代表的な企業例

  • Gunosy
  • Smart Newsなど

情報処理・情報通信サービス業界

情報処理サービス業界

情報処理サービスの企業は、企業内の情報システムやクラウド上で利用されるサービスの開発・運用までを担い、一般的に「システムインテグレータ(SIer)」と呼ばれます。
SIerは、顧客から案件を受注し、顧客のニーズを聞き取り、そのニーズをどのように情報システムとして実現するか、などを検討して、協力先企業にシステムの開発や運用などの業務を委託することもあります。また、顧客企業にITを活用してより良い業務の進め方をアドバイスするなど、コンサルティング業務を担う場合もあります。

    代表的な企業例

  • 富士通
  • NTTデータ
  • SCSKなど

情報通信サービス業界

情報通信サービス業界は固定通信・移動通信サービスの2つに分類されます。固定通信とは、固定電話やIP電話、公衆電話など固定された環境で通信サービスです。移動通信とは、携帯電話に代表されるような通信サービスのことを意味します。

    代表的な企業例

  • NTT
  • KDDI
  • Soft Bankなど

ソフトウェア業界

この業界では、基本ソフトウェアのOSやアプリケーションソフトウェアなどの開発がメインであるとは言えますが、パッケージソフトウェアからインフラを担うシステム構築までとエンジニアが幅広く活躍ができる業界であります。

    代表的な企業例

  • 日本オラクル
  • マイクロソフト
  • サイボウズなど

ハードウェア業界

ハードウェアとは、「機械、装置、設備」のことです。コンピュータを構成している電子回路、周辺機器からサーバー、ストレージ、携帯電話などの物理的実体のことを指します。

    代表的な企業例

  • Apple
  • NEC
  • ソニーなど

まとめ

今回の記事では、日本のIT業界の主な構造について説明させていただきましたが、次回の記事ではIT業界の職種についてご説明させていただきたいと思います。

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