プログラミング言語ランキング!日本で高年収が望めるトレンドの言語はコレだ!

外国人エンジニアの方は、それぞれ得意なプログラミング言語があると思います。とはいえ、200以上もあると言われるプログラミング言語は移り変わりが激しく、次々と新しい言語が登場しては注目を浴びています。日本でITエンジニアとして働くのであれば、日本でよく使われているプログラミング言語を習得していないと、やりたい仕事に就ける可能性も低くなってしまうでしょう。

本記事では、これから日本で働きたい外国人エンジニアに向け、日本で人気の高いプログラミング言語のランキングやトレンド、また、高収入が狙える言語などをまとめています。

日本でのプログラミング言語ランキング

「プログラミング言語実態調査 2018(日経xTECH)」は、日本のシステム・ソフトウェア開発現場で実際に使われているプログラミング言語の調査結果を発表しています。この調査は、ITエンジニアに現在使っているプログラミング言語を3つまで答えてもらう方法でおこなわれました。結果は、以下のとおりです。


<プログラミング言語実態調査 2018(日経xTECH)>をもとに作成

人気ランキング1位「C/C++」!その魅力とは

C言語は、1972年にアメリカで開発されたプログラミング言語です。現在使われている多くのプログラミング言語はC言語の影響を受けて開発されており、プログラミング言語の源流のような存在だと言えます。汎用性に優れているのが特徴で、OS開発から機械を制御するシステム、デスクトップアプリケーションや組み込みシステムまで、幅広く採用されています。

C/C++は、C言語の拡張版として1993年に開発された、オブジェクト指向型のプログラミング言語です。C言語と同様に汎用性が高く、OS、ゲーム、ブラウザ、ロボットなど身近なシステムに幅広く使われています。高速処理を実現できるため、画像解析が必要となるシステム開発にも重宝される言語です。

人気ランキング2位「JavaScript」!その魅力とは

JavaScriptは、90年代中頃にアメリカで開発されたスクリプト型のプログラミング言語です。Webシステム開発には欠かせない言語であり、Webサイト制作からWebアプリ開発まで幅広く用いられています。OSに依存せずブラウザ上で動作するのが特徴で、Webページに組み込むことでよりインタラクティブな表現が可能になります。

人気ランキング3位「C#」!その魅力とは

C#は、Microsoftが開発したプログラミング言語で、Microsoft独自のフレームワーク「.NET Framework」上で動作する言語です。Windows系のシステム・アプリケーション開発において幅広く採用されており、ゲームプログラミングにも用いられます。Microsoftが提供している統合開発環境(IDE)「Visual Studio」を使うことで、より強力で効率的な開発が可能になります。

人気ランキング4位「Java」!その魅力とは

Javaは、90年代前半にアメリカで開発されたオブジェクト指向型のプログラミング言語です。”Write once, run anywhere”(一度、プログラムを書けばどこでも実行できる)という思想が息づいたJavaは、「JVM」という仮想マシン上で動作するのが特徴で、JVMさえ動けばOSに依存せずどんなコンピュータ上でも動きます。エンタープライズシステムや組み込み系システムの開発を得意とするほか、WebアプリやAndroidアプリ開発など幅広く用いられています。

人気ランキング5位「Python」!その魅力とは

Pythonは、1991年にオランダで生まれたプログラミング言語です。従来から海外では人気のある言語ですが、近年では日本でも注目度が高まっています。文法がシンプルで書きやすい・読みやすい点と、充実したライブラリがあるのがPythonの大きな特徴です。Webアプリ開発にも使われる言語ですが、特にAIやビッグデータ、IoTなどの分野での活用が進んでいます。

業界別!日本のプログラミング言語トレンド

ゲーム開発の業界でトレンドの言語は「C++」「C#」

C++は上述のとおり、C言語をより高度化するために拡張されたプログラミング言語です。C++は、コンピュータが理解しやすい書き方をするため処理速度が早く、ゲームプログラミングに向いており、ゲームを開発するためのライブラリも豊富です。

C#もゲーム開発に適したプログラミング言語で、ゲームを効率的に作ることができます。C#が使えるゲームアプリ開発環境「Unity」が世界的に普及していることもあり、C#でプログラミングをするゲームエンジニアは非常に多くいます。

Androidアプリ開発業界のトレンド言語は「Java」から「Kotlin」へ

Javaは上述のとおり、優れた汎用性から幅広い開発現場で採用されているプログラミング言語です。Androidアプリ開発に適していますが、Webアプリやデスクトップアプリの開発にも使われます。後述するKotlinも勢いを増していますが、案件数・求人数などは、まだまだJavaのほうが多くを占めています。

Kotlinは、2011年に開発されたプログラミング言語で、GoogleがAndroidアプリ開発の公式言語に追加したことで話題になりました。Javaよりもシンプルなコードを書ける点や、開発における安全性を担保しやすい点などがメリットで、Androidアプリ開発にKotlinを採用する企業も増えています。

iOSアプリ開発業界のトレンド言語は「Objective-C」から「Swift」へ

Objective-Cは、Appleが開発したプログラミング言語で、iOSアプリの開発言語として知られています。C言語をもとにオブジェクト指向化された言語です。Objective-Cで書かれたiOSアプリは多くありますが、近年は後述するSwiftに主役の座を譲りつつあります。

Swiftは、2014年にAppleが発表したプログラミング言語です。コードが読みやすく書きやすいなどのメリットから、iOSアプリ開発をSwiftへ移行する企業が増えています。

日本のプログラミング言語別の年収ランキング

「プログラミング言語別年収ランキング2018」は、ビズリーチが運営する求人検索サイト「スタンバイ」が発表したランキングです。このランキングは、スタンバイに掲載されている正社員の求人情報を対象に、各プログラミング言語名が含まれる求人情報の提示年収の中央値を集計したものです。結果は、以下のとおりです。


出典:プログラミング言語別年収ランキング2018【求人検索エンジン「スタンバイ」調べ】

高収入プログラミング言語ベスト3

1位「Go」

Goは、2009年にGoogleが開発したオープンソースプロジェクト向けのプログラミング言語です。Linux、Windows、MacOS X、Android、iOSなどの主要なOSにはすべて対応しており、そのシンプルな仕様からGoを開発言語とする企業も増えています。

日本ではLINEやメルカリ、はてなやGunosyといった企業がGoを導入しており、ここ数年で急激に注目度が高まっています。高年収を狙うため新しいプログラミング言語を習得するなら、Goは最有力の選択肢になってくるでしょう。

2位「Scala」

Scalaは、2003年に公開されたプログラミング言語で、オブジェクト指向と関数型言語の性質を兼ね備えた言語です。Javaとの高い互換性があり、Javaよりも短くてスマートなコードを書けるのが特徴です。

世界的にはTwitterやLinkedinなどでScalaが使用されており、日本ではChatworkやビズリーチなどでも採用されています。Scalaを採用する企業が増える一方で、Scalaを扱えるエンジニアは不足しているため、将来的に習得する価値のあるプログラミング言語だと言えます。

3位「Python」

AIやビッグデータ、IoTなどの分野で、近年活用が進んでいるプログラミング言語がPythonです。Pythonは、機械学習やディープラーニングに最適なライブラリが充実しています。

有名なところでは、YoutubeやDropbox、InstagramなどもPythonによって構築されています。AIやビッグデータを用いた分析・取引が増え続けていることもあり、Pythonエンジニアを求める企業が増加しています。

まとめ

外国人エンジニアが日本で働くには日本語力も重要ですが、やはり土台として、プログラミング言語のスキルや開発実績は欠かせません。日本企業にニーズのあるプログラミング言語のスキルを高めたり、新たなプログラミング言語を身に付けるなど、ITエンジニアとしての成長意欲が高い人なら日本で有利な就職・転職ができるはずです。

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