日本に留学する理由やメリット、人気の大学を解説
近年、日本に留学をする外国人の学生がますます増加しています。この記事では、現在日本の大学へ留学を考えている外国人学生に向けて、日本の大学に留学する理由やメリット、日本のどの大学に留学生が多いのかを説明していきたいと思います。 ※英語でこの記事をご覧になりたい方はこちら(English Here!)。 なぜ日本に留学? 多くの国の中で、なぜ日本を留学先に選ぶのか。まずは、日本が留学先に選ばれるいくつかの理由をあげたいと思います。 高い教育水準 日系企業でのキャリアップ 学生の金銭的なサポート 高い教育水準 どこの国も教育に力を入れていますが、OECDが進めているPISA(Programme for International Student Assessment)と呼ばれる国際的な学習到達度に関する調査によりますと、日本は上位10位以内に保っているため、一部の国を除いて、世界的にも教育水準が高い国と言えるでしょう。つまり、日本語という語学以外でも、日本で勉強するメリットは大きいと言えます。 参照:国立教育政策研究所/2018年調査の結果 日本語を学びながらキャリアップ 日本企業の中でグローバル化が進んでいることによって、多くの日本企業が世界中に拠点を持っており、特に中華圏や東南アジアなどのアジア圏に子会社を持つ企業が多くあります。留学生が、日本で習得をした日本語スキルを活かすことによって、母国の日系企業に入社をすると、語学スキルがない学生よりも、高いポジションや待遇を得られる期待ができます。 また、そのまま日本に残って、日本企業に働くことで、先端技術を習得したり、母国よりも高い給与を得られる可能性もあります。 学生の金銭的なサポート そもそも大学などの学費はどの国でも安いものではありません。しかも、日本の大学で勉強するということは海外留学をすることであり、母国で大学に通うよりも、とても高価なものではないかと思っている方は多いのではないでしょうか。 現在、日本政府や日本の大学は、積極的に留学生を受け入れているため様々な奨学金を設けています。日本学生支援機構のホームページに奨学金の内容が細かく記載されていますのでご興味のある方、是非参考にしてみて下さい(日本学生支援機構 / 奨学金)。 もしかしたら、奨学金を得ることにより、母国よりも安く大学に通える可能性があります。奨学金の内容は、大学によって異なる場合もありますので、気になる大学のホームページで確認することをお勧めします。 留学生が多い国立大学 2018年5月1日現在の日本学生支援機構のデータによりますと国立大学の中で留学生が多い大学は以下に記載しているものになります。 学校名 留学生数 東京大学 3,853人 大阪大学 2,480人 筑波大学 2,457人 京都大学 2,387人 九州大学 2,313人 北海道大学 2,101人 東北大学 2,087人 名古屋大学 1,981人 東京工業大学 1,689人 広島大学 1,659人 参照:日本学生支援機構/外国人留学生受入数の多い大学 留学生が多い私立大学 2018年5月1日現在、私立大学の中で留学生が多い大学は以下の通りとなります。 学校名 留学生数 早稲田大学 5,412人 東京福祉大学 5,133人 日本経済大学 3,348人 立命館アジア太平洋大学 2,867人 立命館大学 2,446人 慶應義塾大学 1,908人 明治大学 1,506人 同志社大学 1,397人 上智大学 1,395人 東洋大学 1,375人 日本大学 1,277人 日本ウェルネススポーツ大学 1,275人 城西国際大学 1,210人 拓殖大学 1,067人 関西大学 1,060人 参照:日本学生支援機構/外国人留学生受入数の多い大学 まとめ 日本に留学を考えている方は、今回の記事を参考に、ぜひご自身で色々と調べ、自分に合う大学を見つけましょう。日本に留学することで、ご自身が望むキャリアを構築されることを心よりお祈りしております。 また、日本に留学をし、そのまま日本でIT関連の仕事に就職したいという方は、是非、外国人ITエンジニア専門の人材紹介会G Talent(ジータレント)にご登録ください。プロのコンサルタントが無料で就職活動をサポートいたします。