【実例あり】エンジニアが仕事で英語を使うシーンはいつ?

近年仕事で活躍するエンジニアには、英語力が求められています。しかし、一言で英語力と言ってもレベルや種類など幅広いため、実際にエンジニアが英語を使う実例を知ることで学ぶべき英語を理解することができます。今回は、英語を用いて活躍しているエンジニアが、実際に仕事で英語を使うシーンや実例について解説していきます。エンジニアが英語を使う実例を把握し、キャリア形成のためのイメージトレーニングを行いましょう。

実例だけでなく、エンジニアが仕事で英語を使う理由や英語を習得するメリットについても解説していきます。英語を活用できる仕事を探したい方は、グローバル企業に特化した転職エージェントの『G Talentをご利用ください。

エンジニアが仕事で英語を使うシーンの実例まとめ

談笑する外国人

まずは、エンジニアが仕事で英語を使う実例をまとめました。

  • エンジニアが仕事で英語を使う実例①外国人とのコミュニケーション
  • エンジニアが仕事で英語を使う実例➁英語の技術書読解
  • エンジニアが仕事で英語を使う実例➂英語面接
  • エンジニアが仕事で英語を使う実例④プロジェクトマネジメント
  • エンジニアが仕事で英語を使う実例⑤ブリッジSE業務

それぞれの実例ごとに、職種や所属している企業の特徴、仕事相手などを解説するに加え、英語をどのように仕事に活かしたかの実例をご紹介します。実例で紹介する転職や留学、海外勤務のストーリーを参考にし、新しい環境でチャレンジするエンジニアとしてのキャリアを想像してみてください。

エンジニアが仕事で英語を使う実例①|外国人とのコミュニケーション

外国人エンジニアと一緒に働く機会がある会社に転職したAさんは、日々のコミュニケーションの中で英語を使用しています。Aさんは、Webマーケティング職を経て、グローバルなIT企業に転職しました。転職後の企業では、朝会で外国人とディベートをしたりTEDで最新のITトレンドに触れたりと英語とITの最新情報が学べ、自分の専門性が活かせる職場で働いています。

小規模でありながらもダイバーシティにあふれた職場環境のため、英語ネイティブスピーカーのエンジニアと議論したりコミュニケーションをとったりするなど、英語とITという共通言語を持った仲間と一緒に切磋琢磨しています。グローバルな環境に飛び込んで得たものは大きいと言えます。仕事だけではなく日常会話でも英語を使う実例です。

参考:【社員インタビュー Vol.9】DXエンジニア 英語力と専門性を高められるグローバルな環境/株式会社プリンシプル

エンジニアが仕事で英語を使う実例②|英語の技術書読解

エンジニア職のBさんは、新しく始めた業務で英語を使用するようになりました。ずっと英語を使ってエンジニアとして活躍したいと考えており、願いがかなったとのことです。

英語で業務をするようになり、英語で書かれた技術書やボリュームのある資料の読解も難なくできるようになりました。今でもITの専門分野を英語で学ぶ学習を続けており、最新情報をキャッチするためにも英語力を身につけています。この実例では、特にリーディング力に焦点を当てています。

参考:エンジニアの僕が仕事で英語を使うようになって思うこと/masaytan's blog

エンジニアが仕事で英語を使う実例③|英語面接

面接を受ける外国人

アメリカ留学を経て、帰国後にITエンジニアに転身したCさんは、留学中に身につけた英語力を活かし、面接で担当者と英語で意見交換ができるまでに成長しました。面接中に留学中の体験を英語で伝えることができ、留学中に真剣に勉強したことが面接官に伝わりました。キャリアを中断して挑戦した留学でしたが、十分なコミュニケーションができる英語力が身についたためチャレンジして良かったようです。

転職先のWebサービスの企業では、IT技術が英語で書かれた技術書やWebサイトの読解、海外のチームから英語で問い合わせがきたときに英語で対応しています。この実例ではさまざまな仕事に英語を活かしていますが、ビジネス英語のほかに日常英語を身につけることで面接などで自分の思いを伝えることに役立ちます。

参考:【インタビュー】ボストン留学を経て未経験のIT業界へ!英語力を活かしてエンジニアに転身/English Hub

エンジニアが仕事で英語を使う実例④|プロジェクトコーディネーター

ミーティングしている様子

携帯電話回線や機械が正常に動作するかを検証する部署で勤務しているDさんは、部署内でプロジェクトコーディネーターの業務をしています。検証者が検証作業に集中できるためのフォローアップや問題解決、問題のエスカレーション、資料作成、会議参加などの業務を行っています。

業務の性質上関係各所とコミュニケーションをとることが多く、検証者として働く外国人エンジニアには英語を使って指示を出す必要があります。何気ない日常から誠意が伝わるようなコミュニケーションを心がけると共に、外国人エンジニアに対しては英語をプラスすることで、難しいお願いごとを進める助けになるとのことです。英語でのコミュニケーションができるため、外国人エンジニアとの信頼関係が築きやすいことがDさんの強みです。

日本で働く外国人エンジニアは近年増加しており、英語でもコミュニケーションを取ることでこの実例のようにさらに複雑な依頼をすることが可能です。

参考:【新卒2年目インタビュー】外国人エンジニアへの連携・指示でミッション完遂!バイリンガルプロジェクトコーディネータの奮闘記/AVINTON

エンジニアが仕事で英語を使う実例⑤|ブリッジSE業務

フォリピンでブリッジSEをとして働くEさんは、フィリピン人エンジニアと日々英語で業務をしています。ブリッジSEとして働き始める前は、TOEICの点数も300点ほどでしたが、入社が決まり猛勉強した今では、TOEIC700点を獲得するまでに成長しました。

日本国内でも外国人エンジニアと働いた経験があったEさんでしたが、国内の業務では外国人にも日本語で指示やフィードバックをしていたとのことです。海外で働く現在は仕事で必要な用語や英語表現を覚え、フォリピン人スタッフに英語で指示出しやフィードバックができるようになっています。この実例のように海外で働きたい方は、英語力は必須です。

参考:【社員インタビュー】業務をこなせる英語力ってどのくらい?【ブリッジSE編】/Infinite points Philippines Inc.

エンジニアが仕事で英語を使う理由とは

プログラミングを説明する男性

エンジニアが仕事で英語を使う理由には、以下の3つが挙げられます。

  • プログラミング言語は英語をベースとしているから
  • グローバル企業が多くあるから
  • 情報が英語で発信されることが多いから

プログラミング言語は英語をベースとしているから

プログラミング言語は英語がベースです。英語力があることでプログラミング言語を丸暗記するのではなく、英単語の意味と紐付けて覚えることができます。コーディングのミス削減や、作業効率アップが期待でき、トラブルシューティングもしやすくなるため、英語力を持つエンジニアは有利です。

参考:プログラミングに英語は必要?初心者のためのプログラミング学習の始め方/学舎さくら

グローバル企業が多くあるから

国籍の違う3人が肩を組んでいる様子

労働力不足や日本でのIT教育の遅れから、海外から外国人のITエンジニアを雇い入れる企業が増加しています。中国や韓国、ベトナムを始めとしたアジア圏や、北米・南米からの就労者が増加しており、グローバル化が進んでいます。

日本企業の中には外国人ITエンジニアを雇い入れやすくするために社内公用語を英語にする企業もあり、英語の重要性が増しています。グローバルな企業や外資系企業では特に英語力が必要になるため、キャリアアップのために英語力は必須です。

参考:4年で12万人増、外国人エンジニア採用に注目が集まる理由を解説!/xseeds Hub

情報が英語で発信されることが多いから

IT技術は世界中で開発が進んでいるため、最新情報が英語でいち早く発表されます。英語を理解できれば新しい情報に追いつくのが早くなり、理解もしやすいです。近年では翻訳サービスも開発が進んでいますが、完全ではないため英語を英語で理解できる力を持ったエンジニアは重宝されます。いち早く情報をキャッチしてスキルアップを行いたい方は、英語力を身につけましょう。

参考:ITエンジニアに必要な英語力とは?よく使う単語やおすすめ勉強法など紹介/ユニゾンキャリアメディア

エンジニアが仕事使える英語を習得するメリット

握手をしている外国人

エンジニアが仕事で使える英語を習得するには、大きく3つのメリットがあります。

  • 仕事の選択肢が増える
  • 英語の資料が読み知識を深められる
  • キャリアアップにつながる

仕事の選択肢が増える

近年では、英語ができる前提で発注される案件が増えています。そのため、英語ができるエンジニアであることで、仕事の選択肢が増えます。

その反対に、ITの専門性やスキルがあったとしても、英語力がないという理由だけで重要なプロジェクトに参画できないことがあります。業務の幅が広がることで、経験や実績に差がつき収入もアップしやすくのが実情です。仕事やキャリアの幅を広げていくためにも、英語力は必須です。

参考:エンジニアに必要な英語力は?IT業界のTOEIC平均や勉強法も紹介!/Career-first

英語の資料を読み知識を深められる

英語の資料を読んでいる様子

IT関連の最新技術やトレンドは英語で発信されていることが多いです。英語で書かれた技術書もあるため、英語の資料を読むことで知識を深めやすくなります。実際に今回紹介した実例では、英語の技術書や最新情報を読解できるようになったというものもあります。

翻訳アプリを利用しても完全な理解は難しいため、英語の文献をそのまま理解できる力を持ったエンジニアは成長スピードが速くなります。専門性やスキルアップにつながるため、成果が上がり、昇給や昇格のスピードも速まる可能性があります。

参考:IT業界で英語力って本当に必要?求められる理由や選考で影響するのか解説!/Digmedia

キャリアアップにつながる

エンジニアがキャリアアップするためには、英語力が必要です。採用条件に英語が必須の求人が増加しており、エンジニアとして高いスキルを持っていても英語ができないことが理由で不採用となってしまうケースもあります。社内公用語が英語になっている大企業や、外資系企業への転職を目指す場合にも、英語力が求められます。キャリアアップしたい方や今回紹介した実例のように海外で働きたい方は、英語力を磨いていきましょう。

参考:英語ができるエンジニア/キャリア(人生の選択肢)が超絶に変わります!【インフラエンジニア編】/CAMOUFLA BLOG

エンジニアが仕事で英語を使う機会は多く英語習得のメリットは大きい

ミーティングをしている様子

この記事では、エンジニアが仕事で英語を使うシーンの実例を紹介しました。エンジニアが英語を使う機会は多く、英語ができるエンジニアは得られるメリットが多いです。英語力を身につけると、業務の幅が広がりスキルの習得やキャリアアップに役立ちます。エンジニアとして仕事をする上で、英語力が大きな後ろ盾となること間違いなしです。

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