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外国人エンジニアとして働くなら大手・ベンチャー企業どっちがおすすめ?

日本には大手企業・ベンチャー企業といったさまざまな規模の企業があり、日本のビジネス文化に詳しくない外国人エンジニアからすればどちらで働くべきか悩むポイントではないでしょうか。大手企業・ベンチャー企業にはそれぞれに違いやメリット・デメリットが存在するので、それぞれの違いを知って自分にあった企業で働くことが大切です。この記事では、日本の大手企業・ベンチャー企業の違いや大手企業・ベンチャー企業それぞれで働くときの注意点について解説していきます。日本での就職を希望する外国人エンジニアは、外国人エンジニアに特化した転職エージェントの『G Talent』を使うと効率的に自分にあった企業を見つけることができます。外国人エンジニアは大手・ベンチャー企業どちらを選ぶべきか?外国人エンジニアが日本で働く際、大手企業かベンチャー企業のどちらで働くべきか迷ってしまう方も多いかもしれません。しかし、外国人エンジニアと一口に言っても個性や特徴は人によって異なるため、一概にどちらが良いかを明言することはできません。大手企業・ベンチャー企業に囚われすぎず、それぞれの外国人エンジニアに合った企業を選ぶことが大切です。ただし、日本の多くの大手企業・ベンチャー企業にはそれぞれの違いや特徴があることも事実です。大手企業・ベンチャー企業の違いや特徴を知っておくことで、外国人エンジニアの入社後のギャップを減らすことができます。今回の記事を参考に、日本の大手企業・ベンチャー企業の違いを把握しましょう。参考:私のキャリア遍歴に基づくマインドセット論〜大企業⇒ベンチャー⇒そしてフリーランスへ〜/Tech Team Journal日本のエンジニア職における大手・ベンチャー企業の違い日本では日本人のIT人材が不足しているため、大手・ベンチャー共に外国人エンジニアの採用に力を入れています。外国人エンジニアが後悔しないためにも、一般的な大手企業・ベンチャー企業の違いを把握しておきましょう。大きな違いを表にまとめると、以下のとおりです。 大手企業ベンチャー企業関わる案件の規模大規模小規模・下請け担当する作業・範囲1年目から設計も可能1年目は単純なプログラミングやシステム構築スピード感遅い速い給与の高さ・上がりやすさ給与が高い昇給しやすい大企業よりは給与が低くなりがち昇給スピードは業績によるキャリアパス制度企業によっては評価されにくい評価されやすい福利厚生の充実度充実企業による人材の育成制度充実企業による労働時間・休暇の取りやすさ労務管理が煩雑な会社や部署では取得しにくいことも企業の制度や雰囲気によるそれぞれの違いについて詳しく見ていきましょう。大手企業とベンチャー企業の違い①|関わる案件の規模大手企業は大規模な案件を取り扱う場合が多く、ベンチャー企業は大手企業よりも小規模の案件を受注している場合が多いです。大手企業の案件は大手の銀行や証券会社、行政システムなどの案件を受注していることも多く、万が一障害が起こった場合は大規模な影響が出ることもあります。信頼度が高い大手企業だからこそ大規模の案件が多いものの、案件自体が大規模であるぶん関わる人数も多いため一人一人が「自分が関わったシステムだ」と感じにくいかもしれません。一方で、ベンチャー企業は比較的小規模なシステムを少人数で開発しており、大手企業から開発の下流工程を外注されて請け負っているベンチャー企業もあります。参考:大手企業へのエンジニア転職ってどう?中小との違いを解説!/イーデス大手企業とベンチャー企業の違い②|担当する作業・範囲大企業では、早ければ1年目より要件定義やシステムの設計に関わることができます。一部の大手企業では、プログラミングの作業をベンチャー企業に外注し開発の上流工程のみを行うことがあるからです。早い段階から上流工程に関わりたい外国人エンジニアは、大手企業の方がチャンスが掴みやすいと言えます。ベンチャー企業や中小企業の場合、大手企業の下請けの業務が多い場合はプログラミングなどの下流工程の業務が多いです。ただし、プロジェクト全体を俯瞰できる可能性が高いといったメリットがあります。参考:【どちらが良いか】ITベンチャー企業と大手企業のメリット・デメリット比較/IT転職辞書大手企業とベンチャー企業の違い③|スピード感大手企業では社内の部門ごとにコミュニケーションや手続きの壁があるため、業務のスピード感が遅くなりがちです。しかしベンチャー企業では経営者との距離が近く承認を得る手続きがシンプルなため、物事を決定するスピードが速い傾向にあります。チャレンジ精神が旺盛なベンチャー企業だと、提案したアイデアがすぐに会議にかけられで何でもやってみてから考えるという企業もあるようです。参考:大手企業とは? 定義や中小企業との違い、メリット・デメリットを紹介/マイナビ転職大手企業とベンチャー企業の違い④|給与の高さ・上がりやすさ大手企業はボーナスや手当が充実しており、年ごとに昇給するなどのシステムが確立されている傾向があります。そのためベンチャー企業や中小企業と比べると一般的にエンジニアの給料が高く、年収もアップしていきやすいです。ベンチャー企業は、業績によってボーナスが高い年があれば業績不振でボーナスがカットされるなど不安定な傾向があります。給与形態は企業によって大きく異なるため一概には言えませんが、大手企業に比べれば少なくなることが多いです。ただし、ベンチャー企業の場合は実力に応じて給与があがる可能性もあります。参考:年収一挙公開!大手VSベンチャーどっちが給料多い!?/Tech総研大手企業とベンチャー企業の違い⑤|キャリアパス制度大手企業は評価や昇進、研修制度が確立されているぶん、個人の業績が見えづらい傾向にあります。直属の上司が人事評価を行うわけではない場合は、成績が良かったにも関わらず評価につながらなかったという声も少なくありません。ベンチャー企業は経営者や上司との距離が近いため、自分の業績がダイレクトに評価に反映されやすいです。自分のスキルやアイデアを提案したい場合にも、実力を発揮するチャンスが多い環境だと言えます。参考:大手とベンチャー、エンジニアの仕事内容とキャリアの違い/assign navi magazine大手企業とベンチャー企業の違い⑥|福利厚生の充実度大企業は福利厚生が整っている場合が多いです。年金や保険制度の充実、社宅や家賃補助の完備など、手厚いサポートがあります。ベンチャー企業のには働きやすい環境づくりに取り組んでいる企業もありますが、大企業に比べると各種手当や福利厚生制度は充実していない傾向があります。参考:スタートアップ企業に福利厚生はあるの?その他企業との違いや具体例を徹底解説/ベンチャー就活ナビ大手企業とベンチャー企業の違い⑦|人材の育成制度大企業は、人材の研修や育成制度が整っている傾向が強いです。語学力を身につけたい社員に向けての資格取得支援や、専門性を伸ばすためのスキルアップ研修などが準備されています。外国人エンジニアの場合、日本語支援を受けられる企業も見つけることができるでしょう。ベンチャー企業の場合、人材育成の制度が充実しているかは会社の業績や経営者の方針に大きく左右される傾向があります。参考:ベンチャーの研修制度ってどうなってるの?研修制度のあるベンチャーの見つけ方を紹介/ベンチャー就活ナビ大手企業とベンチャー企業の違い⑧|労働時間・休暇の取りやすさ大企業でもハードに働いているエンジニアがいますが、労働時間の上限に厳しい企業が多いため規定の残業時間を超える企業は多くありません。しかし、ベンチャー企業はさまざまな試みにチャレンジしている企業が多く、大手企業と比べると労働時間が長くなりやすい傾向にあります。ただし、ベンチャー企業の方がフレックス制度や裁量労働制を採用しているため、自由な働き方が叶いやすいです。大手企業は労働時間だけでなく、休暇も取りやすい傾向にあります。ベンチャー企業と比べると大手企業の方が働く人数が多いため、業務的にも代わりのスタッフを見つけやすいからです。参考:大企業とベンチャーの違い、フィットしやすい人の違いとは?/note外国人エンジニアが日本の大手・ベンチャー企業で働く際の注意点外国人エンジニアが日本の大手・ベンチャー企業で働く際の注意点は、以下の3つです。就労ビザが必要となる日本語力が求められる文化の違いを理解しておく外国人エンジニアが日本で働く注意点①|就労ビザが必要となる日本で外国人エンジニアとして働くためには、就労ビザが必要です。就労ビザにはいくつかの種類がありますが、外国人エンジニアが働くためには在留資格の「技術・人文知識・国際業務」のうち「技術」を取得する必要があります。「技術」の在留資格を取得するためには、「10年以上の実務経験があること」か「従事する職務内容と関連した科目を大学や専門学校で選考していたこと」のうちいずれかの条件をクリアするか、法務省が定める情報技術に関する資格の取得が必須で、ビザ取得のための経験や資格取得、学習時間が求められます。申請書類を提出した後も承認されるまで時間がかかるため、内定をもらったにも関わらず就労ビザが取得できないミスが起きないように就労ビザの準備を進めておきましょう。参考:外国人エンジニアに必要な在留資格や就労可能な職種の種類、注意点[グローバルエンジニア2]/Fellowship外国人エンジニアが日本で働く注意点②|日本語力が求められる外国人エンジニアが不自由なく日本で働くためには、基本的な日本語のスキルや、ビジネスマナーを習得しておきましょう。外国人採用されたエンジニアであっても、上司や同僚とのコミュニケーションや顧客との商談に参加することがあります。日本語力を身につけておくことで、ビジネスマンとして失礼のない受け答えや対応が可能です。日本語でITの専門用語やビジネスシーンでよく使われる単語を覚えておくと、上司・同僚とのコミュニケーションや業務で役立ちます。参考:どうする?外国人労働者の日本語教育問題|教育方法やコミュニケーションに大切なこと/外国人採用サポネット外国人エンジニアが日本で働く注意点③|文化の違いを理解しておく外国人エンジニアとして日本で働く方は、日本と海外では異なる文化や価値観が重要視されることを理解しておきましょう。たとえば、海外では積極的に発言をし間違いを恐れずに挑戦していく態度が評価されますが、日本においては上司の指示に従い自分の意見を表に出さずに業務をするのが良しとされる価値観が残っていることがあります。さらに、自分の業務が終わっているにも関わらず上司がまだ仕事をしているので帰宅できなかったり、就業開始と終了時間が厳しく管理されていたりと、職場によっては外国人が理解できない文化が残っている可能性も低くありません。カルチャーショックを受けないように、日本に残る独特の就業文化を理解することが大切です。参考:日本で働く外国人社員 ヒアリング調査結果『日本語はムズカシイ?日本語だけの問題じゃない?』~日本で働く外国人社員に聞いた、日本語コミュニケーションの課題とは~/PR TIMES外国人エンジニアとして日本の大手・ベンチャー企業で活躍しよう本記事では、大手企業とベンチャー企業の違いや、外国人エンジニアが日本で働く際の注意点いついて解説しました。ちらが良いかを解説しました。大手企業・ベンチャー企業のそれぞれの違いを知った上で、自分が働きたい環境を選びましょう。外国人エンジニアの方は今回紹介した3つの注意点を参考に、日本でのキャリアをスタートさせてください。日本で自分にあった企業を探したい外国人エンジニアの方は、外国人ITエンジニアに特化した転職エージェントの『G Talent』の利用がおすすめです。日本で働きたい外国人エンジニアの就職・転職活動をサポートし、経験や実力にあった企業を紹介します。面接対策やビザ取得のサポートも行っているので、日本の大手・ベンチャー企業で働いてみたい方は、ぜひ『G Talent』をご利用ください。

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ITエンジニアの採用に欠かせない「カジュアル面談」とは?

ITエンジニア不足が深刻化する中、売り手市場が続いています。ITエンジニアの求人倍率は、2019年12月時点では4.7倍。新型コロナウイルスの流行により、2020年には2.5倍前後に低下したものの、2021年6月には3.1倍と再び上昇しています。ITエンジニアの採用が難しくなる中、SNSやダイレクトリクルーティングなどをはじめとした、企業からアプローチする採用方法が増えています。従来の「待ち」の採用では、候補者を集めにくくなっているためです。企業からアプローチする採用方法の中でも、注目を集めているのがカジュアル面談です。ITエンジニアと接触するまでのハードルが低く、候補者を集めやすいのが特徴です。しかし「本当に採用につながるのか」「進め方がわからない」など、疑問を抱える採用担当者様が多いのではないでしょうか。本記事ではカジュアル面談の基礎知識から具体的な進め方、成功のポイントをご紹介します。参照:【2021年8月】ITエンジニア採用のための最新動向情報!新規求人倍率・転職者の応募状況 (https://topics.type.jp/type-engineer/engineer-job-market-trend/2021-08/)「カジュアル面談」とは?カジュアル面談とは採用担当者とITエンジニアが気軽に参加できる、必ずしも選考を前提としない面談です。カジュアル面談が広まった背景には、ITエンジニアの採用難があります。激しい人材獲得競争の中採用を成功させるには、従来の採用方法だけでは十分ではありません。企業から人材にアプローチする「攻め」の採用方法を取り入れる必要があります。具体的な方法として、SNS採用・ダイレクトリクルーティング・リファラル採用・カジュアル面談などがあります。特にカジュアル面談は「応募まで至らないエンジニア」と接触できたり、職種にとらわれない採用ができるので、候補者を集めやすいのが特徴です。カジュアル面談で注意すること就職意欲が低いITエンジニアに面接同様の質問をすると、「面談なのに選考された」とマイナスな印象を抱かせてしまいます。カジュアル面談に参加するITエンジニアの多くは、社員と話して企業・仕事に関する情報を収集したいと考えています。一方的に質問をするのではなく、会話を通して情報を聞き出すのが重要です。またITエンジニアごとに異なる、参加目的にも留意しましょう。例えば外国籍ITエンジニアには、採用に進むためのネットワークづくり、OB・OG訪問としてカジュアル面談に参加する方が多くなっています。就職意欲が高いITエンジニアならその場で採用したり、特別な選考フローに案内した方が、少ない工数で確実に採用できます。各ITエンジニアに合わせた柔軟な対応が、カジュアル面談では重要です。参考:Background Information About Informational Interviews (https://www.livecareer.com/resources/interviews/prep/information-background)ITエンジニアのカジュアル面談の進め方&ポイント  ここでは準備から面談の流れ、カジュアル面談の成功ポイントを解説します。準備カジュアル面談を成功させるには、ITエンジニアのニーズに合わせた柔軟な対応が欠かせません。まずはカジュアル面談の目的を明確にし、ITエンジニアのニーズを理解することからはじめましょう。1. 目的を明確にする「応募に至っていないITエンジニアに接触する」「カルチャーフィットを見極める」など、カジュアル面談の目的を明確にしましょう。具体的に決めておけば募集がスムーズです。 例)応募に至っていないwebエンジニアを採用するために、SNSの求人投稿に「いいね」したエンジニアの中で、3年以上の経験がある人材とカジュアル面談をする 2. 募集する 求人広告・公式HPなどの応募用フォームや採用プラットフォーム、SNSなど自社に合ったチャネルを選びましょう。 最近は、カジュアル面談機能をそなえた採用プラットフォームが増えています。従来の方法と組み合わせてカジュアル面談を取り入れられ、効果的に採用を進められます。 なかでもGitTapは、外国籍ITエンジニアに特化した採用プラットフォームです。求人広告はもちろん、カジュアル面談・スカウト機能がそろっています。スキル・日本語力が共に高いエンジニアが多数登録しており、即戦力エンジニアを採用したい企業に適しています。サービスの詳細は、下記よりご確認ください。 GitTapを詳しく見る 資料請求はこちら 3. 計画する アポがとれたら、まずはITエンジニアの経歴や希望職種を調べます。やり取りする機会があれば、カジュアル面談で知りたいことを聞いておくのも効果的です。 次にプロフィールを元に「誰と」「どこで」「いつ」面談するかを決定します。特にポイントとなるのが、「誰と」面談するかです。ITエンジニアは面談する相手との会話を通して、業務内容はもちろん、 どんな人と働くのか 社員がどんな志をもって仕事をしているか どんなキャリア設計が可能か を判断します。 人格・スキル共に優れた人物に同席してもらいましょう。ITエンジニアは、専門性が高い職種です。ITエンジニアからの質問に十分に回答できる、現場のエンジニアに面談してもらうのがよいでしょう。 次に、面談で聞きたい質問をリストアップしておきます。カジュアル面談では、質問の仕方をITエンジニアに合わせて調整します。すでに応募があったITエンジニアと面談をするなら、志望理由・経歴などを聞いてもOKです。「応募の前に一度会ってみたい」と考えているITエンジニアには、会話を通した魅力付けを優先しましょう。 質問例:働き方・志望理由を知りたい今の仕事のどんなところが好きですか。弊社にご興味をもっていただいたきっかけは何ですか。あなたにとって優秀なITエンジニアとは、どんな人物ですか?どんな人と働いてみたいですか。最近学んだ言語はありますか? 質問例:経歴・実績を知りたい 今どんな仕事をされていますか。 これまで印象に残っているプロジェクトは何ですか。 5年後はどんな仕事をしていたいですか? ○○(プロダクト名)をより良くするには、何が必要でしょうか。 面談をする 次に、面談の進め方をステップごとに解説します。各セッションの順番や時間は、ITエンジニアに合わせて適宜調整しましょう。 アイスブレーク まずは自己紹介からはじめます。会話を通して相手の緊張を解くのが大切です。また「面接ではないのでリラックスして話してほしい」など、面談の方向性を伝えましょう。面談に参加したきっかけや転職・就職活動の状況を聞いておくと、効果的な面談を行えます。 会社説明 ITエンジニアに合わせて会社説明をします。基本的にカジュアル面談では、採用担当者の発話が全体の6割~7割となるのが理想です。 しかし外国籍ITエンジニアをはじめ、積極的な対話・逆質問から情報を得たいITエンジニアには、解説が多くなりすぎると逆効果です。ITエンジニアに合わせて、発話の割合を5:5程度に調整しましょう。この場合魅力付けで重要になるのは、質問への回答や社員の人的魅力です。 逆質問&質問 ITエンジニアによっては、カジュアル面談に際して多くの逆質問を用意しています。こちらからの質問だけでなく、質問の回答も十分に準備しておきましょう。 ITエンジニアからの逆質問例 現在はどんな仕事をされていますか? 開発環境について教えてください 自分の仕事で誇りに思うことは何ですか? このポジションに就くなら、知っておくべきトレンド・課題は何ですか? どんなキャリアプランを描いていますか? このポジションに就きたいITエンジニアに、どんなアドバイスをしますか? 最も重要なスキルは何ですか? これまでのキャリアについて教えてください。 もしこれまでのキャリアで何かやり直せるとすれば、何をしますか? クロージング採用したいITエンジニアには、選考ステップをできるだけ早く案内しましょう。面談を終えるときに「ぜひ正式な選考に進んでいただきたいと思いました。いかがでしょうか?」など、声をかけておくのが理想です。メールで連絡する場合は、できるだけ当日中に送りましょう。双方の意向によってその場で採用を決めたり、特別な選考フローに案内することも可能です。また「今すぐは採用できない」「ITエンジニアの転職意向が高くない」場合は、今後も連絡を取りたい旨を伝えましょう。ITエンジニアの採用に欠かせない「カジュアル面談」とは?まとめ ITエンジニアの採用難が続く中、候補者を集めるには企業からアプローチする「攻め」の採用が欠かせません。カジュアル面談はITエンジニアとのタッチポイントを作りやすく、応募が集まらず悩んでいる企業に適しています。 カジュアル面談を成功させるポイントは、ITエンジニアのニーズ理解と柔軟な対応です。ITエンジニアの参加目的に合わせて、面談する社員や質問への回答など、念入りに準備をしましょう。 また採用担当者の負担を抑えてカジュアル面談を導入するには、採用プラットフォームが便利です。求人掲載・カジュアル面談・スカウトなどを組み合わせ、効果的な採用ができます。 GitTapは、ハイスキル外国籍ITエンジニアに特化した採用プラットフォームです。「Let’s talk」ボタンをITエンジニアのプロフィール画面で押すだけで、簡単にカジュアル面談を設定できます。さらに求人広告掲載・スカウト機能もそろっています。完全成果報酬型で、無料でご利用いただけます。今後のITエンジニア採用をスムーズに進めるために、新しいエンジニア採用をはじめてみませんか。 サービスの詳細は、下記よりご覧ください。 GitTapの詳細を見る

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【折りたたみ式スマホ】ITエンジニアのアプリ開発への挑戦

現在、サムスン、モトローラ、LG、ファーウェイなどの大手メーカーが、最新の技術を駆使して、「フォーダブル(foldable)スマホ」とも呼ばれる、折りたたみ式のスマートフォンを生産しています。 2020年第2四半期の時点で、サムスンの「Galaxy Z Flip」と「Galaxy Fold」、モトローラの「Razr」、 ファーウェイの「Mate X」、LGの「V50 ThinQ」と「G8X ThinQ Dual Screen」などがすでに注目を集め、高い評価を得ています。 LenovoやLGは、他にも折り畳み式のパソコンや折り畳み式のテレビなどの新しい折りたたみ製品にも挑戦したりと、各社熱い盛り上がりを見せています。 そして日本でも現在、開発者たちは、この折り畳みタイプを活かしたアプリを開発するために、様々な課題に直面しています。 ITエンジニアが折り畳み式のアプリを制作する際に直面する課題とはいったい何でしょうか。 また、これから折り畳み式スマートフォンはどのような役割を果たしていくのでしょうか。 今回の記事では、これらの疑問や今後の動きについてわかりやすく解説をいたします。 アプリ開発、ITエンジニアにとっての課題 スマートフォンやデバイスの進化系である「折りたたみ式」は、ユーザーにとっては無限の可能性を秘めています。一方で、アプリ開発会社は、折りたたみに適したアプリを作るために、多くの大きな壁に直面しています。 アプリの引継ぎ 新しいタイプのスマートフォンの画面が登場した今、ITエンジニアは、従来の画面でも折り畳み式の画面でも同じ使い勝手で使用できるアプリを開発する必要があります。 さらに、ITエンジニアは、画面タイプによって異なる解像度や密度に適応できるアプリを用意する必要があります。 以前は、アプリ開発者に求められていたのは、異なる種類のオペレーティングシステムや端末でスムーズに動作するアプリだけでした。 しかし今では、折り畳み式の画面でもアプリを動作させることを考慮する必要があります。 折り畳み式のために、開発者たちは、アプリケーションのエラーや誤動作の可能性をテストし、アプリが折り畳み式のデバイスで動作するかどうかをチェックしなければならないというプレッシャーが加わりました。 マルチウィンドウ 折りたたみ可能なデバイスでは、2つ(さらには3つ)のアプリを同時に実行できるようになったため、開発者は他のアプリとの同時使用が可能なアプリを開発する必要があります。 このようなマルチウィンドウの分割画面は、開発者にとっては厄介な問題を引き起こします。 そして、同時に起動されるアプリはすべて同じコアシステムを使用するため、同じ処理能力、バッテリー、メモリが使われます。 さらに、開発者はユーザーの利便性を優先してアプリを作成するため、カメラや音声コマンドなどの機能を使用しているアプリを同時に起動させる可能性が高くなります。 アプリ開発者だけでなく、メーカーにとっても、これらの複雑さに対応できるデバイスを作らなければならないということが今後の課題となるでしょう。 折りたたみ端末向けアプリ開発の考慮点 アプリ開発会社は、この新しい市場で地位を確立するためにも、大ヒットするアプリを開発したいと考えています。 同時に、これまでにヒットさせたアプリに関しては、新しい流行下においても利益を上げ続けたいと考えています。 アプリ開発者は、折りたたみ式スマートフォン用のアプリを作成したり、維持したりする際に、いくつかの点に注意する必要があります。 リサイズ性 折りたたみ式は通常のスマートフォンよりも大きな画面を持つため、ITエンジニアは、フルスクリーンまたはマルチウィンドウモードで表示されたときに自動応答するような高品質な解像度のアプリケーションの作成をする必要があります。 両モードでの使い勝手 アプリ開発者やITエンジニアは、折り畳み式デバイス用のマルチウィンドウモードにおいて、アプリがどの画面でもしっかりと機能していることを確認する必要があります。 また、従来使用していた端末からのアプリの引継ぎをテストし、すぐに折りたたみ式でも使用できるか確かめる必要があります。 画面比率 折りたたみ式は最新のものであるため、ブランドはあらゆる形やサイズのデバイスを製造しており、ユーザーが本当に求めているものを見つけようとしています。 このため、アプリ開発会社は、あらゆるタイプの折りたたみ式端末との互換性を確保するために、さまざまな画面比率でアプリをテストすることを余儀なくされています。 品質 現在、折りたたみ式デバイスの開発を目指す企業が増えているため、ITエンジニアはすべてのタイプの折りたたみ式デバイスに対応するアプリの品質を保証しなければなりません。 幸いなことに、エミュレータの中には、特定のデバイスのソフトウェアを別の異なるプラットフォームや新しいプラットフォームでも同じように動作させることができるものもあります。 折りたたみ式スマートデバイスの今後の展望 Statista と USA Today によると、2022 年までに 5,010 万台の折りたたみ式端末が出荷されると予測されており、2020 年の海外出荷台数 1,360 万台から大幅に増加しています。 この予測は、当初からの販売台数の増加を示しており、専門家が折りたたみ式スマホの将来にどれだけの信頼を寄せているかを示しています。 消費者も技術愛好家も、折りたたみ式デバイスが、世界の技術的展望を変えるのに十分なものになることを期待しています。 折りたたみ式デバイスの利点には、以下のようなものがあります。 大画面でありながらコンパクト 多くの人がスマートフォンとタブレットの両方を所有しています。彼らはスマートフォンを日常的に使用し、タブレットは娯楽目的で使用しています。 タブレットは最先端技術の塊であることが証明されていますが、その大きさはユーザーにとっては少々不便でした。 折りたたみ式スマホでは、それらの良い部分が1つになっているため、2つのデバイスを購入する必要がなくなる可能性があります。 折りたたみ式スマホを広げるだけで、タブレットサイズの画面を手元に持ってくることができるのです。 また、通常の携帯電話として使用し、バッグやポケットに収納することも可能です。 マルチタスク能力 前述したように、折りたたみ式では、ユーザーは同時に2つまたは3つのウィンドウを開くことができます。 これにより、ユーザーは3つの異なるタスクを同時に実行することができます。 最初のタブでスポーツのライブ観戦をし、別のタブでスプレッドシートの作業をし、家族や友人とチャットをすることができることを想像してみてください。 ユーザーは、テレビ、ラップトップ、電話のニーズが1つのデバイスに詰まっているので、エネルギーを節約する新しい方法を持つことができるようになりました。 より優れたハードウェアの搭載 折りたたみ式は従来のスマートフォンよりもはるかに大きく、厚みがあるため、企業はより優れた、より効率的なハードウェアを製品に搭載することができます。 テックブランドは、より大きなデュアルバッテリーを搭載することで、より長いバッテリー寿命を実現したり、より良いカメラセンサーを搭載して写真やビデオの撮影を改善したりと、より多くのハードウェアを搭載することができるのです。 新鮮なデザイン 初代iPhoneの発売に伴い、Appleの市場の支配が始まって以来、他のどのブランドもAppleの新製品のデザインを真似してきました。 折りたたみ式の製品が登場したことで、企業は製品デザインの自由度を高めることができるようになりました。 また、この分野はまだ初期段階にあるため、デザイン開発の余地は今後も拡大していくと思われます。 【折りたたみ式スマホ】ITエンジニアのアプリ開発まとめ 折りたたみ式デバイスは今後、成長を続ける技術市場に影響を与え、大きな革新を起こしていくことになるでしょう。 各ブランド会社、アプリ開発会社がこの新しい技術トレンドに対応したバージョンを開発しするために、競争しているような状況になると考えられています。 折りたたみ式デバイスの動きはまだ始まったばかりであるため、ITエンジニアは今後数年間、モバイルアプリを構築する上で新たな課題に直面することになると思いますが、安心してください。 今のように、ITエンジニアたちはこれらの問題を修正していくことができるでしょう。 参考ソース: https://www.forbes.com/sites/moorinsights/2020/02/17/like-it-or-not-the-future-is-full-of-foldables/#6d14c4c27766 https://www.mindinventory.com/blog/how-to-develop-apps-for-foldable-smartphones/ https://servreality.com/blog/how-to-develop-apps-for-foldable-devices/ https://developer.android.com/guide/topics/ui/foldables https://mobidev.biz/blog/how-to-develop-apps-for-foldable-dual-screen-smartphones https://buildfire.com/mobile-app-development-trends/ https://asia.nikkei.com/Business/Business-trends/Japan-s-suppliers-eagerly-eye-market-for-foldable-smartphones https://japantoday.com/category/tech/samsung-to-launch-foldable-smartphone-in-september https://www.nippon.com/en/news/yjj2019041001142/sharp-unveils-prototype-of-foldable-smartphone-display.html https://www.tomsguide.com/us/foldable-phones-release-date,news-28705.html https://www.pocket-lint.com/phones/news/146826-best-foldable-smartphones https://www.businessinsider.com/apple-iphone-fold-new-patent-foldable-phone-2020-7 https://www.forbes.com/sites/adrianbridgwater/2019/05/06/why-foldable-phones-present-flexibility-challenges/#7203fd661f33 https://www.mindinventory.com/blog/how-to-develop-apps-for-foldable-smartphones/ https://appinventiv.com/blog/app-development-for-foldable-phones/ https://thenextweb.com/plugged/2019/02/21/why-you-should-be-excited-for-foldable-phones-and-why-you-shoudnt/

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【宇宙業界】日本で注目のベンチャー企業を分野別に紹介!

今回は宇宙ビジネス業界の各分野において注目を浴びている日本のベンチャー企業をご紹介していきたいと思います。 第1弾では宇宙ビジネスを理解するために業界の現状や分類などを説明しておりますので、まずは業界自体を理解したい方は、「宇宙ビジネス業界の現状をわかりやすく解説!」をご覧ください。 宇宙ビジネスで注目の日本企業 それでは宇宙ビジネスの各分野において注目を集めている日本企業をご紹介していきたいと思います。 製造分野 この分野はロケット、人工衛星、地上局などの製造を行います。最近では、小型ロケットや小型衛星の製造へ投資する企業が増加しています。 アクセルスペース アクセルスペースは東京を拠点としている低コストかつ短期間で超小型人工衛星の開発に特化した宇宙系スタートアップ企業です。アクセルスペースの小型人工衛星は、地上600㎞の上空から地球上を日常的に監視することができるため広範囲で異常事態を検知することができるようです。さらには、衛星から得られたデータの解析・情報提供も行っている宇宙ビジネスで注目を浴びている企業の1つであります。 Axelspace   2 tweets 39 users 74 pockets ホーム https://www.axelspace.com Space within Your Reach インターステラテクノロジズ 2013年に創業をしたインターステラテクノロジズはアクセルスペースとは異なり、小型人工衛星の開発ではなく、小型ロケットの開発とその発射に取り組んでいます。また、IT起業家のホリエモンがスポンサーを務めていることでも話題となっています。また、小型ロケットだけではなく、低コストの液体燃料の開発にも挑戦していることで注目を集めています。 インターステラテクノロジズ株式会社 – Interstellar Technologies Inc.   249 tweets 21 users 104 pockets インターステラテクノロジズ株式会社 – Interstellar Technologies Inc. http://www.istellartech.com 宇宙空間へ低コスト・オーダーメイドのロケット打ち上げサービスを提供します。宇宙圏に到達する観測用ロケットと小型衛星等を宇宙空間に運搬する軌道投入用ロケットを独自開発しています。 インフラ分野 宇宙インフラは、地上のインフラと同様に、世界中の人々が利用するサービスの支えとなっている分野です。地上のインフラと同様、宇宙インフラも利便性、サービス、国家安全保障/防衛のために今後ますます重要になっていくでしょう。 インフォステラ 人工衛星に指示を与えることは複雑で1日に数回しかできないデメリットがありました。インフォステラは、衛星通信事業者にアンテナを共有してもらうことで、それを変革しようとしています。世界中のアンテナを接続し、1つのネットワークを作ることによって気象予報士から農家まで、誰もがいつでもどこでも、衛星に接続することができるように取り組んでいます。また、総務省によるICTイノベーション創出チャレンジプログラム(I-Challenge!)にも採択されてたことからさらに注目度が高まっている企業であります。 Infostellar   2 users インフォステラは、クラウドベースの地上局アグリゲーターStellarStationの提供を… https://infostellar.net/infostellar-jp Add a description for facebook 人工衛星の利用 人工衛星の利用は、位置情報や気候変動などを調べるときに使われ、利用することにより地球上にあるサービス全体の向上などを目的に使われています。 マゼランシステムジャパン マゼランシステムは高精度の衛星測位システムを提供している企業です。独自で開発した衛星測位システムによって、スマート農業、自動運転やドローンなどと幅広い分野に技術的に貢献している企業です。(衛星測位システムとは/マゼランシステムズ) マゼランシステムズジャパン株式会社|cm級の高精度衛星測位技術で世界を変えます   4 users 9 pockets マゼランシステムズジャパン株式会社|cm級の高精度衛星測位技術で世界を変えます https://www.magellan.jp マゼランシステムズジャパンは、衛星受信モジュール開発のパイオニア企業です。 宇宙空間の利用 宇宙空間の利用はその名の通り、地球にない環境の下でモノを作ることを表しています。例えば、雲や天候に影響されない太陽光発電のような地球上ではありえない環境でエネルギーの蓄積を行うことなどがあげられます。 ペプチドリーム 宇宙の無重力環境のおかげでタンパク質の精製の際に生じる水溶液成分の沈殿物や対流などが起き図、綺麗なたんぱく質が生成され、その構造の分析が容易となります。これに着目したのがペプチドリームです。現在、ペプチドリームは特殊ペプチド治療薬や低分子治療薬などの治療薬を提供しています、また、国際宇宙ステーション「きぼう」の日本実験棟での高品質タンパク質結晶生成実験にも取り組んでいます。 www.peptidream.com   1 tweet 8 users 16 pockets PEPTIDREAM INC ペプチドリーム株式会社 https://www.peptidream.com ペプチドリーム株式会社は、 非標準のペプチド治療薬の発見と開発を目的とした東京大学発のバイオベンチャー企業です。 PeptiDream Inc is involved in the discovery and development of nonstandard peptide therapeutics. 宇宙探査 宇宙探査は人類がロケットなどに乗車して宇宙探査を行う「有人宇宙探査」と人間の存在を必要としない探査機のみが宇宙へ行く「無人宇宙探査」の2種類に分かれます。 PDエアロスペース 自社で開発できたジェット燃焼とロケット燃焼を組み合わせた再利用可能な航空機型の宇宙輸送機の開発を行っている、宇宙旅行の成功を目的としている注目のベンチャー企業です。 pdas.co.jp   1 pocket 宇宙機事業|事業内容|PDエアロスペース株式会社|民間主導の宇宙機開発。有人… https://pdas.co.jp/business01.html PDエアロスペース株式会社は民間主導の宇宙機開発を行い、有人機、無人機の完全再使用型の宇宙機を開発しています。 スペース・デブリ スペース・デブリとは、「使用済みの衛星や衛星同士の衝突で発生したごみ」のことを言います。このスペース・デブリを除去する分野も宇宙ビジネスの重要分野の一つになります。 アストロスケール 2013年に設立されたアストロスケールは、宇宙空間に蓄積されるデブリの増加と危険性を軽減するために、アクティブなスペース・デブリの除去サービスを提供しています。その他にも、衛星やロケットがスペース・デブリと衝突しないためにその場での宇宙状況の確認もサービスの1つとして提供しております。 J-Startup   1 pocket 株式会社アストロスケール | J-Startup https://www.j-startup.go.jp/startups/005_astrosocale_japan_inc.html アストロスケールは、宇宙機の安全航行の確保を目指し、スペースデブリ(宇宙ゴミ)除去サービスの開発に取り組む初の民間企業です。シンガポール本社創設(2013年)以来、 日本でのR&D拠点設立(2015年)、英国子会社の設立(2017年)等、グローバルに事業を展開しています。持続可能な宇宙利用の為、技術、ビジネスモデル、法規制といった複数の課題解決に取り組み、スペースデブリ除去・軌道上サービスの展開を目指しています。 【宇宙業界】日本で注目のベンチャー企業を分野別に紹介!まとめ 前回と今回の宇宙ビジネス業界の注目ベンチャー企業に関する記事を通して、宇宙ビジネスへの関心がさらに深まれば幸いです。 また、日本の宇宙ビジネス業界で働きたい外国人エンジニアの方は、是非、外国人ITエンジニアの転職エージェントGTalent(ジータレント)にご登録ください。プロのコンサルタントが無料で日本のテクノロジー企業への転職をご支援いたします。

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宇宙ビジネス業界の現状をわかりやすく解説!

最近宇宙に関するビジネスニュースが多く見受けられるようになりました。 小型人口衛星のエンジンを本来の価格の3分の1で開発したIHI、3000基の衛星打ち上げを予定するAmazon、約1万基を超える衛星の打ち上げ予定のスペースXなどなど。 アメリカ、中国など世界中の大手企業やベンチャー企業が宇宙ビジネスに進出し、多額の投資を行なっており、これまで以上に熱い盛り上がりを見せています。 今回の記事では、これから宇宙ビジネス業界を初めて勉強する方に向けて、世界の宇宙ビジネス業界の現状と各分野についてわかりやすく解説をいたします。本記事は、英語でもお読みいただけます(英語版はこちら The Space Business Industry and Current Situation)。 宇宙ビジネスの領域 宇宙ビジネスと言えば、おそらくロケットが最初に頭に浮かぶのではないでしょうか。しかし、実際の宇宙ビジネスはロケット以外にも幅広い分野があります。 宇宙ビジネスとは 人工衛星の打ち上げや運用及びデータ活用など、宇宙において商業目的で行われる事業のこと。民需による営利を目的とした衛星放送や通信、衛星データ活用などのサービスを行う企業のみならず、官需が支える軍用等も含めたロケットや人工衛星の機材、設備の製造などインフラにかかわる宇宙産業など、宇宙空間に関するビジネスを総称して宇宙ビジネスという。 参照:コトバンク / 宇宙ビジネスとは ロケット以外にも衛星のデータを活用して地上でのサービスを向上させることなど様々な分野が宇宙ビジネスには含まれています。 そして、最近になって宇宙ビジネスは特に熱い盛り上がりを見せています。 次に、なぜこの業界が今活発になっているのかを説明していきたいと思います。 なぜ今宇宙ビジネスが熱いのか? 5月30日(現地時間)、米・スペースXの有人宇宙船「クルードラゴン」の打ち上げが成功し、31日には宇宙ステーションへのドッキングを完了させた。YouTubeなどで、打ち上げからドッキングまでの一部始終を見ることができるが、タッチパネルが設置されたクルードラゴンの船内や、途中で宇宙飛行士の二人が宇宙服からポロシャツにチノパン着替えた様子を見ると、宇宙への移動の敷居が下がっているように感じられた。 参照:WEDGEInfinity / なぜいま、宇宙ビジネスが熱いのか? 数年前と比べると、有人ロケットを宇宙に発射することが民間企業でも成功できるようになっており、宇宙がより身近になってきています。 アメリカのアマゾン社が通信サービス向けに3000基、スペースXは同じく通信用に1万基を超える衛星の打ち上げを予定していることが発表され、この大手2社の発表によって他国の企業もこの打ち上げラッシュに参加することが予定されています。 また、小型衛星による宇宙からのセンシング需要が高まっていることに加え、通常のロケットよりも寿命が短い小型ロケットの発射にかかるコストが減少、発射する頻度が多くなったことも宇宙ビジネスを盛り上がっている大きな要因と言えるでしょう。 しかし、この中で様々な問題も発生します。 例えば、スペース・デブリ(使用済みの衛星や衛星同士の衝突で発生したごみ)をどう回収するかです。 最近ではこの問題の解決をするための有力なベンチャー企業が続々と登場しており、スペース・デブリに関連しているビジネスも大きな注目を浴びています。 続いては宇宙ビジネスを分類した上で各分野を詳しく解説したいと思います。 宇宙ビジネスの分類 宇宙ビジネス業界を3つに分類しています。 宇宙ビジネスの3分野 製造・インフラ 宇宙利用 宇宙探査 それぞれの業界マップを用いながら説明をしていきたいと思います。 製造・インフラ 製造分野 ロケット、人工衛星、地上局などの製造を行う分野です。特に最近投資が盛んな小型ロケットや小型衛星などを製造する分野です。 インフラ分野 宇宙インフラは、地上のインフラと同様に、世界中の人々が利用するサービスの目に見えないバックボーンとなっています。地上のインフラと同様、宇宙インフラも利便性やサービス、国家安全保障・防衛のために今後ますます重要になってくる分野です。   宇宙利用 宇宙利用は人工衛星の利用と宇宙空間の利用の2つに分類されます。 人工衛星の利用 人工衛星の利用は位置情報や気候変動などを調べるときに使う人工衛星のことを言います。 つまり、このときの人工衛星は、地球上のサービスの向上などを目的に使われています。 宇宙空間の利用 宇宙空間の利用はその名の通り、地球にない環境の下でモノを作ることを表しています。 例えば、雲や天候に影響されない太陽光発電のような地球上ではありえない環境でエネルギーの蓄積を行うことなどがあげられます。   宇宙探査 この分野は人類が宇宙へ進出することを目的とする分野です。 主に人類がロケットなどに乗車して宇宙探査を行う「有人宇宙探査」と人間の存在を必要としない探査機のみが宇宙へ行く「無人宇宙探査」の2種類に分かれます。 この分野は、他の製造・インフラや宇宙利用とは異なり、地球上のサービスを向上させることが目的ではなく、宇宙空間へ活動範囲を広げることを目的としている宇宙ビジネスの分野となります。   まとめ 今回の記事では、宇宙ビジネスとはどのようなものかとそれを構成する分野について紹介させていただきました。次回の記事では、各分野に関する詳細の説明と分野ごとの代表企業をご紹介していきたいと思います。 日本の宇宙ビジネス業界で働きたい外国人エンジニアの方は、是非、外国人ITエンジニアの転職エージェントGTalent(ジータレント)にご登録ください。プロのコンサルタントが無料で日本の宇宙ビジネスへの転職をご支援いたします。

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世界と比べた日本のIoTの現状と注目企業

海外だけではなく、日本でもこの数年急激に成長しているIoT (Internet of Things)に関して、世界と比べた日本のIoTの現状と注目企業について説明をいたします。 IoT (Internet of Things:モノのインターネット)とは何か? コンピュータなどの情報・通信機器だけでなく、世の中に存在する様々な物体(モノ)に通信機能を持たせ、インターネットに接続したり相互に通信することにより、自動認識や自動制御、遠隔計測などを行うこと。 参照:IT用語辞典 e-Words もっとわかりやすく言うと、モノにセンサーを付け、そのセンサーが情報を収集したり、収集した情報をもとに活動をしたりするものがIoTとなります。 日本のIoTの現状 それでは日本のIoT技術の現状を確認していきましょう。 2017年に日本経済研究センターは日本のIoT・AIの現状に関する調査結果を発表しました。 (下図参照) 参照:日本企業のAI・IoTの導入状況 / 日本経済研究センター ご覧の通り、この調査時では既にIoT技術を導入している企業は14.6%、導入を検討している企業も含めると全体の36.4%となります。 先日のブログ記事でもご紹介した通り、日本経済研究センターの発表によると、日本のIT業界への投資額は大きく伸びており、現在新型コロナウィルスの影響によってIoTの普及やIoTを用いた開発はさらに増えていくと予想されます。 日本のIT市場規模2019年版・世界と比較した日本の現状 日本の注目IoT企業 IoTと言えば、世界的にはIntelやマイクロソフトなどIoTが搭載されるデバイスや半導体を作っている大手企業を思い浮かべるかもしれません。 しかし、最近の日本ではスタートアップ企業や中小企業もIoTの分野に積極的に取り組んでいます。これからは、日本で注目を浴びているIoT企業についてご紹介していきたいと思います。 スマートホーム系IoT企業 株式会社フォトシンスは、IoTを用いた入退室管理システム「Akerun」を開発しています。 Akerunは、一般的なドアに特殊接合テープでの貼り付けやビス止めのみで取り付けたドアをスマートフォンから操作し、SuicaやnanacoカードなどのICカードや顔認証で解錠ができるサービスです。また、指定した時間・曜日に限定して合鍵の作製が可能であり、高いセキュリティを維持しながら、多くの人が入退室が可能となります。 akerun.com Akerun|オフィスのあらゆる鍵をクラウド化 https://akerun.com/?_ga=2.233001432.711981714.1598419560-1190338585.1598419560 Akerunは利便性やセキュリティを向上する、オフィス導入実績4,000社超のIoTサービスです。いつものICカードで扉が開く。既存の扉に後付けで設置するだけ。 ビッグデータ系IoT企業 株式会社Abejaは小売店向けの店舗解析サービスの「Abeja Insight」を提供しています。 「小売店のあらゆる数値を可視化する」をコンセプトに、店内に設置してあるカメラから消費者の行動データを収集・解析を行い、小売店の業務改善の提案などを可能にしています。 ABEJA   2 tweets 15 users 77 pockets 株式会社ABEJA https://abejainc.com/ja/ 株式会社ABEJAは、蓄積されたビックデータからAI(人工知能)のディープラーニングを活用して、多様な業界・シーンで社会実装事業を展開する企業です。 海外の注目企業 次に海外で注目を集めているIoT技術を用いた企業をご紹介してい行きたいと思います。 Hexoskin(ヘキソスキン) カナダのHexoskin(Carre Technologies)はAstroskinというセンサー付きのスマートシャツを開発。このシャツを着用するだけで心拍数、肺活量などを計測することができます。 運動時や普段の生活、睡眠中の様々なデータを収集をし、そのデータをクラウド上で管理・分析を行なっています。それにより、生活の中で意識すべき心拍数を常に測定し、可視化することが可能となります。病気の予防や早期発見において重要な役割を担う期待がされています。 www.hexoskin.com   1 pocket Access denied https://www.hexoskin.com/pages/about-us LiveMap Live Mapはバイク用ヘルメットを開発しているロシアの企業ですが、一般的なヘルメットではなくIoTを用いたヘルメットを開発しています。走行中に携帯電話のGPS機能に頼るのではなく、ヘルメット自体にAR機能がついており、風よけの部分に交通情報が確認できる仕組みになっております。さらに、内部にマイクよヘッドフォンが装備されているため、手動ではなく、音声で操作をすることができます。 livemap.info LiveMap: Motorcycle smart helmet with Augmented Reality navigation https://livemap.info/index.php Do not miss the opportunity! BE THE FIRST TO TOUCH THE FUTURE まとめ 上記でご紹介した通り、IoTは小売業から自動運転まで幅広い分野で必須の技術となっています。そのため、日本においても、IoTの市場はこれからますます拡大していくと言えるでしょう。 もし日本でIoT関連企業への就職・転職を希望される場合、グローバルIT人材の転職エージェントGTalent(ジータレント)にご登録ください。プロのコンサルタントが無料で転職・就職活動をサポートいたします。

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日本でトレンドのNoCode開発と人気サービスを紹介!

今年に入り、Googleがノーコード開発のプラットフォームの「Appsheet」を買収したことやAmazonがノーコードツールの「Amazon Honeycode」を公開するなど、ノーコード開発が世界的に大きに大きな話題となっております。開発にかかるコストの削減や開発スピードを劇的に向上させることからIT人材が不足している日本でも注目を浴びるようになりました。 この記事では、最近、日本で多くの注目を浴びているNoCode(ノーコード)開発とその人気ツールについて、日本のWebやスマホアプリの開発トレンドに興味を持っている外国人やITエンジニア向けにご説明をしたいと思います。 NoCode(ノーコード)とは何か? NoCode(ノーコード)ツールとは、技術者ではない人でもコード、つまり、プログラミング言語を書くことなく、独自のアプリケーションを構築することができるソフトウェア開発プラットフォームです。これらのツールは、多くの場合、ドラッグ&ドロップ機能を備えたシンプルなユーザーインターフェイスを特徴としており、開発プロセスを簡単に可視化し、基礎となるビジネスロジックを定義することができます。 NoCode と LowCode (ローコード)の用語自体はよく同様に思われる場合が多くありますが、名前が示すように大きな違いがあります。 NoCode NoCodeプラットフォームでは、ユーザーが基本的にプログラミング言語を用いることなくソフトウェアを構築することができます。 LowCode LowCodeプラットフォームは、限られた量のコーディングが必要となる場合があり、開発プロセスの一部または全部の間、プログラミングの知識がないユーザーが開発者(知識のあるもの)と協力して作業する必要があります。 ※LowCode についてもっと詳しく知りたい方はこちらのリンクをご参考にしてみて下さい。 (ローコード開発とそのメリットについて) NoCodeを用いるメリット プログラミング知識が必要ない NoCodeでアプリケーションを作るのであれば、1からコーディングを行うためのプログラミング知識は必要ありません。これまでアプリ開発とは異なり、プログラミング言語の知識がない人でもアプリ開発をすることが可能になります。 例えば、IT部門の人材ではない各事業部で働く人たちが、自分で普段の業務課題を解決できるシステムを開発することや新しいシステムやサービスの素晴らしいアイデアを持っている人が、プログラミングの経験がなくても、そのアイデアを実現できるようになります。 開発期間を短縮できる NoCodeの開発では手書きのコーディングにかかる時間がないため、アプリやサービスの発案から開発・リリースまでの期間を大幅に短縮することができます。 多様化したニーズに応え、数多くの革新的な企業や事業がある中で生き残るためには、よりスピーディーな開発が要求されます。新たなビジネスアイデアの速度に対応することで、ノーコードという開発手法が今後大きな意味を持つことになると言えるでしょう。 具体的なNoCodeサービス これからは、注目を浴びているNoCodeサービスとその特徴をご紹介したいと思います。 Bubble Bubble   9 tweets 123 users 5721 pockets The most powerful no-code platform https://bubble.io Bubble introduces a new way to build a web application. It’s a no-code point-and-click programming tool. Bubble hosts all applications on its cloud platform. Webアプリのフロントエンドからバックエンドまで柔軟に開発をすることが可能です ドラッグ&ドロップエディタによる直感的なインターフェースを利用しています Bubble自身のデザイナーが作成した無料・有料のテンプレートが豊富です 外部サービスと連携するための約1,000種類のプラグインを持っています NoCode開発ツールの中ではトップの知名度を持ち、豊かなカスタマイズ性と分かりやすい開発手順から、海外だけではなく日本でも多く利用者に愛用されています。 Adalo www.adalo.com   37 users 1097 pockets Adalo – Build Your Own No Code App https://www.adalo.com Adalo makes creating apps as easy as putting together a slide deck. Turn your idea into a real native app — no code needed! 1つのツール上でWebアプリとスマートフォーン向けのアプリを両方とも開発することが可能です 「Zapier」と連携しているため、外部サービスの「GMail」や「Google Spred Sheet」などとも簡単に連携ができ、業務自動化のツールとしても活躍することができるツールです 画面構築に活用するUIパーツが準備されているので、ユーザーは自分の作りたいシステムにマッチするパーツをドラック&ドロップするだけでシステムを構築することが可能です Appsheet 2020年1月にGoogleにより買収されてから日本でも注目を浴びるようになりました 予算アプリ、ウェビナーアプリ、見積と提案アプリ、などの社内の業務に関するアプリが数多く作成できます UI/UXは既に用意されている10種類以上のものから選択しカスタマイズ可能となっております AppSheet   42 users 1001 pockets AppSheet : mobile apps from spreadsheets : https://www.appsheet.com Make apps with no-code. AppSheet's no-code app building platform allows you to quickly build apps to collect, or connect to, data. Start building for free now. Retool retool.com   46 users 3106 pockets Build internal tools, remarkably fast. https://retool.com Retool is the fast way to build internal tools. Drag-and-drop our building blocks and connect them to your databases and APIs to build your own tools, instantly. Connects with Postgres, REST APIs, GraphQL, Firebase, Google Sheets, and more. Built by developers, for developers. Trusted by startups and Fortune 500s. Sign up for free. 便利なドラッグ&ドロップエディタを使用しています 機能豊富なコンポーネントライブラリ(テーブル、テキスト入力など)により、内部ツールをより速く構築できます データを操作するための再利用可能なコードブロックと、手動でコードをカスタマイズする機能があり、独自性のあるコンテンツに仕上げることが可能です まとめ ノーコード・プラットフォームはITビジネスに革命をもたらし、これまで以上に簡単に機能豊富なエンタープライズ・ソフトウェアを立ち上げて使い始めることができるようになりました。人間主導のソフトウェア開発の必要性は常にありますが、ノーコード・プラットフォームはあらゆる規模の企業や業界にとって重要なスペースを埋めています。 日本のWEBやスマホアプリの開発に興味があり、日本の企業で働きたいという外国人のITエンジニアの方は、外国人ITエンジニアの転職エージェントG Talent(ジータレント)にご登録ください。プロのコンサルタントが無料で日本のテクノロジー企業への転職をご支援いたします。

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画像認識・解析技術における世界と日本の注目企業

現在、世界で画像認識・解析を用いられた技術の進化が目覚ましいものとなっております。中国では5000人以上の逃走犯の逮捕や自動運転まで様々な分野で画像認き・解析技術が効果を発揮しています。 この記事では、画像認識・解析技術で話題となっている企業に興味を持っているエンジニア向けに、日本と海外の注目企業をご紹介していきたいと思います。 画像認識・解析はどのような技術? 画像認識技術について聞いたことない方はおそらくいらっしゃらないと思います。念のため、最初に画像認識・解析とは何かを説明したいと思います。 画像認識とは、画像のなかに一体何が写っているのか、コンピューターや機械などが識別する技術。画像から色や形といった特徴を読み取り、その特徴をさまざまな学習機に入れて新たな画像を認識できるようにしたパターン認識技術のひとつ。 参照:Ledge.ai / AI特化型Webメディア 例を用いて説明しますと、AIが「ふわふわである、小さい、尻尾や耳、目、形」などの特徴を画像から解析し、画像のものが「猫」であることを認識できる技術のことです。 画像認識・解析の仕組み 画像認識・解析の基本的な仕組みは「認識・解析」と「検出」の2種類に分類することができます。 「認識・解析」は、画像にある様々な情報を特徴ごとに分類する段階です。例えば、1つの画像に人間の特徴があれば、それらを集めて人間何人いるかを見極める段階です。また、「検出」は、これまでに集まった情報(人間、自動車、など)を画像のどきにあるかを見極める段階です。 (画像:IMagazine / 画像認識・解析) 画像認識・解析の仕組みを簡単でより詳しく説明されていますのでご興味がある方は是非お読みになってください。(IMagazine / 画像認識・解析) 海外で注目を浴びている企業 これからは、世界で注目を浴びている画像認識・解析技術サービスを提供している4社をご紹介します。 中国 SenseTime(センスタイム) 世界トップクラスの評価額を誇るベンチャー企業といわれる同社は、画像認識技術を幅広い分野で応用することを目指しており、顔認証以外の分野でも自動運転や医療画像解析の事業も行っています。そのほか、政府系企業との連携を積極的も行なっており、出資者であるアリババも熱心なスマートシティ事業などにも手を広げつつあります。 SenseTime(センスタイム) FACE++ 顔認識に人工知能をはじめて搭載した企業であるといわれており、世界的に注目度が高いAIスタートアップのひとつです。北京の警察における導入実績に加え、複数の大手銀行やアリババ系の決済サービスのアリペイ(支付宝)、配車サービス大手の滴滴出行(Didi)などにもFace++の認証システムが導入されています。 FACE++ アメリカ GumGum(ガムガム) GumGumは、見られることが保証されているプレミアムエディトリアルコンテンツに沿ったブランドエンゲージメントの創出に特化した新しいタイプの広告プラットフォームです。イン・イメージ広告を生み出したことで知られています。 ディズニー、ロレアル、トヨタ、サムスンなど、AdAgeの米国広告費上位100社の半数以上と取引をしているほど注目を集めている企業です。 GumGum / Japan スイス Scandit Scanditは、企業や消費者が日常の物との関わり方を変え、スマートフォン、タブレット、ウェアラブル、ドローン、ロボットを使ってバーコードをスキャンし、文字や物を認識することで得られるリアルタイムデータを物理的な世界で拡張することを可能にしています。世界の革新的な企業の多くが、Scanditの次世代モバイルデータキャプチャプラットフォームのメリットをすでに享受しています。クライアントには、Ahold、Levi Strauss & Co. 、Coop、Macy’s、Louis Vuitton、DHL、Cardinal Health、NASA、Verizon Wirelessなどの世界的な有名企業が含まれます Scandit 日本企業の画像認識技術 日本でも画像認識・解析への注目が高まる中、既に海外への展開に成功している企業や、この技術を用いて身近なサービスを提供している企業をご紹介したいと思います。 製造業 YE DIGITAL YE DIGITALは、AI技術を利用し、製造現場での不良品などをリアルタイムで検品できるAI画像判定サービス「MMEye」を開発。日本の製造業だけではなく、海外でも話題となっている日本企業の1つであります。 YE DIGITAL / AI画像判定サービス DENSO(デンソー) DENSO(デンソー)は、先進技術、システム、コンポーネントを提供する世界有数の自動車部品サプライヤーです。 顧客には、トヨタ、ダイハツ、AUDI、BMW、ボルボ、ベンツ、などの世界の主要自動車メーカーが含まれています。世界的には、38の国と地域に200以上の子会社と関連会社を持っていうる大企業です。 デンソーは、画像認識・解析に力を入れており、「画像センシング」と「自動運転アルゴリズム」を強みに世界トップレベルの自動運転技術を持っていると言われています。 Denso / 自動運転 医療業界 Holoeyes Holoeyesは、VRやMRを活用したサービスを医療分野や医学教育に導入を行っている企業です。データを3D化させ、デジタルライブラリとして保存し、いつでも閲覧することを可能としている画像認識・解析技術を用いたサービスを提供しています。 Holoeyes / 医療VR アパレル業界 ユニクロとジーユー 「StyleHint(スタイルヒント)」は、ユニクロとジーユーが共同開発を行った画像認識・解析技術を活用した着こなし検索アプリです。 このアプリでは、スマートフォンのカメラロール、Instagramなどの写真・画像から、それに類似した服の着こなし画像やその画像に似たユニクロやジーユーの商品を検索できます。 StyleHint / ユニクロ・ジーユー 日本の画像認識技術のカオスマップ 最後に、AISmileyが発表した日本の画像認識技術のカオスマップをご案内します(2020年6月時点)。これまで取り上げたサービス以外にも様々な企業がサービスを提供しています。 参照:AISmiley / 日本の画像認識のカオスマップ(2020年) まとめ 近年、日本においても画像認識・解析技術を用いたサービスが多く生み出されており、このような技術を使って社会的にインパクトあるプロダクをを開発したいITエンジニアにとって、日本の画像認識・解析業界は大きく成長できる場であると言えるかもしれません。 日本の画像認識・解析技術をもつ会社で働きたいという外国人のITエンジニアの方は、外国人ITエンジニアの転職エージェントG Talent(ジータレント)にご登録ください。プロのコンサルタントが無料で日本のテクノロジー企業への転職をご支援いたします。

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日本のビジネスマナー!名刺交換や商談・会議の座席位置など

日本には「正座」や「食器をもって食べる習慣」などの独自の文化やスタイルを持つ国として世界中に知られています。この独特なスタイルは私生活だけではなく日本のビジネス界にも反映されています。 今回の記事では、日本の企業で働く予定の外国人や現在日本の企業に勤めている外国人の方々向けに、語学学校などで学べない日本独自のビジネスマナーについてご紹介したいと思っています。 日本独特のビジネスマナー 名刺交換 アメリカなどでは、名刺はあくまでの連絡情報カードにすぎないのですが、日本での役割は挨拶代わりになるものです。昔から「名刺=相手の顔と同じ」という考えがあるため、名刺を交換するときに注意をしなければならい点がいくつかあります。 どんな場面で名刺を交換すればいいのか 日本では、初対面の人とお仕事をする際には最初に名刺交換をしなければなりません。これが日本でビジネスをやる上での第一印象になりますので、以下の手順を参考に一度練習をしてみてはいかがでしょうか。 名刺交換の手順 日本の名刺交換の手順を簡単にご紹介したいと思います。 名刺入れから名刺を取り出します どのような場面でも先に交換をしなければならない相手は、訪問先の上司です。名刺を交換する前に渡す相手の人数分の名刺を取り出し、名刺入れの下に重ねて置きます。 その時の手の位置は胸元あたりにします。 名刺は目下の者から差し出します 日本で名刺交換をする際、訪問している側の目下の人から名刺を差し出すのが基本です。ここで言う「目下」という意味は年齢や役職ではなく、「仕事をもらう側」のことを指しています。 例えば、営業マンが訪問を認められた企業に商品を提案する場合には、営業マンが先に名刺を指し出さなければなりません。この手順を間違ってしまうと相手に失礼になりますので注意しましょう。 社名と名前を名乗ります 名刺を交換するとき、無言で相手に差し出すのではなく、相手と目線を合わせながら「○○社の○○と申します」と自分が勤めている企業の社名と自分の名前を名乗り、軽いお辞儀をしながら名刺を渡すようにしましょう。 外国人の名前は、日本人にどうしても聞き取りにくいものがありますので、ゆっくりとわかりやすく自分の名前をカタカナ読みで伝えるようにしましょう。 両手で名刺を受け取ります 名刺を受け取るときは、「頂戴いたします」と一言述べてから、両手で受け取りましょう。受け取った際に、相手の会社名や氏名などが記載してある部分を自分の指でふさがらないように注意しましょう。 相手の名前の読み方が分からない場合には名刺を受け取った際に尋ねるようにしましょう。 商談中はもらった名刺を左手前に置きます 相手側の上司の名刺を名刺入れに乗せ、座席順に自分の左手の手元に並べます(右利きの場合)。 メモを取るなどしたときに誤って落としたりしないように利き手と逆の位置に置きます(左手が利き手の場合は右手の手元に並べます)。 役職によって座る場所が変わる社会 日本のビジネスシーンでは、会議や商談、食事の際には、目上の者に気を配らなければなりません。言葉遣いだけではなく、座る位置に注意を払う必要があります。上記の名刺交換は外国によく知られているものではありますが、今から説明をする座席配置については海外にあまり知られていませんが、日本のビジネスシーンでは昔から存在するビジネスマナーです。 ①>②>③、と立場が高い人順で座ります。 上記の図の①のように、入り口から一番遠く離れた席のことを“上座”と呼びます。入口から近い席のことを“下座”と呼びます、上記の図では下座は③にあたります。 上座下座の由来 日本のビジネス界ではお客さんや目上の人に上座を勧めることが常識となっています。 その由来は、上座と下座は武士がまだ存在していた古い時代(室町時代)にできた言葉であります。 貴族や身分の高い人が暗殺されるリスクを減らすために、入口から離れた位置に座ることになりました。また、多人数の集まりでは部屋の出入りが激しいため、身分の高い人が快適に過ごしてもらうために、身分の高い人を入口から一番離れたところに座ってもらうようになったそうです。 今でも会議の時だけではなく、タクシーやエレベーターでも、上司や目上の人に安全でいられる位置に座るようにしたり、故障の際に怪我をなるべくしない位置に立ってもらったりするのも、この危機管理のマインドがまだ残っているからだと考えられます。 時間通り=5分前 日本では、時間通りに約束の場所に着くことは遅刻とほぼ同じです。時間に対しての考え方は小学校から教えられていて文化の1つになってります。そのため、ビジネス会議の開始時刻より5~10分前に到着することが重要です。目的地に出発する前に、その場所までの行き方や時間を調べ、電車で移動する必要がある場合は、その出発時刻や乗り換え場所を事前に確認するようにしましょう。 “苗字”もしくは”下の名前”のどちらで呼ぶべきか 海外では自己紹介をするときにはよく「I am ○○」か「My name is ○○」と下の名前から自己紹介をすることが多いです。しかし、日本では親しい関係である時に下の名前で呼んだりするため、日本のビジネスシーンにおいては、基本的に下の名前ではなく、相手の苗字に「さん」をつけて呼ぶようにしましょう。相手が顧客の場合は、苗字に「様」をつけて呼ぶようにしましょう。 まとめ 最近ではこのような日本独自のビジネスマナーは少なくなってきていますが、日本のほとんどのビジネスシーンにおいてはまだまだ多くの場面で日本独自のビジネスマナーが見受けられます。 最近では、両手で名刺を受け取ったり、座る位置に気を配ったりなどの細かいビジネスマナーは少しずつ求められなくなってきていますが、外国人の社員が日本のビジネスマナーをできると、同僚や上司に対して日本企業で働く前向きな姿勢を見せることができたり、他のできていない社員と大きな差をつけることができるかもしれません。 上記で紹介しましビジネスマナーを習得して損はありませんので是非自分のキャリア成長のために身に着けてはいかがでしょうか。

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日本のFintechの現状やサービスをわかりやすく解説

現在、世界各国でFintech(フィンテック)と呼ばれる金融におけるITテクノロジーの分野が注目をされています。日本においても、政府も後押しして金融分野におけるITの活用を推進しており、大手金融業やスタートアップでFintech(フィンテック)と言う言葉が毎日のように使われています。 この記事では、日本のFintech(フィンテック)領域に興味を持っている外国人の方々向けに、日本のFintech(フィンテック)の現状や注目企業などに関して、わかりやすく説明をいたします。 Fintech(フィンテック)とは? ご存知の方が多いかもしれませんが、まず最初にFintech(フィンテック)とは何かを説明したいと思います。 Finance(金融)とTechnology(技術)を組み合わせた造語であり、ファイナンス・テクノロジー(フィナンス・テクノロジーとも呼ばれる)の略。「ICTを駆使した革新的(innovative)、あるいは破壊的(disruptive)な金融商品・サービスの潮流」などの意味で使用される。既存の金融機関が持つ総合的な金融サービスのうち、顧客が必要とする一部の機能のみに特化することで、低コストでサービスを受けることが可能となる。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 もっとわかりやすく説明すると、AI、ビッグデータ、IoT、ブロックチェーンなどの先端IT技術を使って、これまでの金融サービスを変革したり、新しいサービスを創造したりすることです。身近なところで言うと、スマートフォンを使った送金や決済、ブロックチェーン技術を使った仮想通貨などが挙げられます。 Fintech(フィンテック)が日本のITエンジニアから注目される理由 現在、Fintech(フィンテック)の領域は、日本のITエンジニアから多くの注目を浴びており、フィンテックの領域に転職をするITエンジニアが増えています。その理由としては、「社会的インパクトの大きさ」と「先端IT技術の習得や応用」が挙げられます。 社会的インパクトの大きさ 経済や人々の生活を成り立たせるためには「お金」が必ず必要になり、金融サービスを変革させることで、経済や人々の生活を大きく変える可能性が秘められています。そのため、社会に大きなインパクトを与えたいと考えている多くの起業家やITエンジニアがFintech(フィンテック)の領域にチャレンジをしており、政府もそれを後押ししている状況です。 後ほど説明しますが、日本のスタートアップの資金調達においても、Fintech(フィンテック)領域におけるビジネスが目立っており、大手銀行や保険会社などもCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)を立ち上げて様々なフィンテック系のスタートアップに投資を行い、資本や業務提携を行いケースが増えてきています。 先端IT技術の習得や応用 Fintech(フィンテック)領域では、様々な先端IT技術を使う機会があり、技術力を磨いていきたいITエンジニアにとっては魅力的なキャリアアップ環境と言えます。フィンテックで重要となる関連技術としては、ビッグデータ、AI、ブロックチェーン、IoTなどが挙げられます。 Fintech(フィンテック)における関連技術とその求人需要に関して、以下の記事でまとめておりますので、ご興味ある方はご参考にご覧ください。 Fintechにおいて重要な4つの先端IT技術と求人需要 Fintech(フィンテック)の11分野と代表企業 現在、経済産業省やシンクタンクが、世界や日本のFintech(フィンテック)の動向を頻繁に調査を行なっており、その際に使われるセグメントとして、フィンテックは11分野に区切られます。 スマート決済 投資・資産運用・ロボアドバイザー 仮想通貨 家計管理・アドバイス提供(PMF:Personal Financial Management) ソーシャルレンディング クラウドファンディング 保険 融資・ローン 会計・財務 送金・割り勘 金融情報 それでは、それぞれの分野の説明や代表的なサービスについて説明していきたいと思います。 スマート決済 スマート決済とは、現金や金融機関での手続きを必要としない電子的な決済方法のことを言います。スマート決済を使用することで、現金の管理が不要となり、金融機関での手続き時間、手間がなくなり、手数料も安くなります。スマート決済により、消費者の決済手段の幅を広げることができます。 現在日本で使われているスマート決済は大きく分けて2つあり、カードを使った決済とQRコード決済がよく使われています。 カードを使った決済とは、クレジットカードやデビッドカードの決済が代表的なものとなり、カード情報をオンラインなどで入力したり、店頭でカードを掲示することて決済をすることを言います。また、最近ではクレジットカードだけではなく、プリペイド式のカードも注目をされており、代表的なもので言えばLINEペイカードなどが挙げられます。 プリペイドカードは審査なしで発行でき、コンビニなどでチャージした分だけ決済に使うことができ、これまでクレジットカードを持つことができなかった若年層なども使うことができるカードになります。 QRコード決済については、PayPayやメルペイ、楽天ペイなど大手IT企業が多く参入しており、QRコードをスマートフォン経由で読み取ることで決済が完了します。中国などではQRコード決済がすでに主流となっており、PayPayも中国のAlipayの技術や機能を参考に作られています。 スマート決済の代表的サービス PayPay、メルペイ、Paidyなど 投資・資産運用・ロボアドバイザー 株などの資産運用において、AI等による分析を用いて金融商品を選択・運用するサービスです。AIは、日々データの学習を行なっていくため、将来的には人の予測よりもAIによる資産運用や投資の方が精度が高くなるとも言われています。 ロボアドバイザーとは、個人資産の運用などを、人ではなく、AIのロボが行うことを言います。日本では、投資アルゴリズムに基づいた運用・売買までを行う投資一任型と資産運用の診断・助言を行うアドバイス型の2種類のロボアドバイザーが存在します。 投資・資産運用・ロボアドバイザーの代表的サービス ウェルスナビ、THEOなど 仮想通貨 仮想通貨は、ブロックチェーン技術を活用することで、銀行のような中央で管理する機関がなかったとしても、入出金などの取引記録を保存することができる通貨となっています。円やドルといった法定通貨とは異なり、お札や小銭といった形を持たない新しい通貨になります。 以前、投資目的で仮想通貨を持つ方が増え、仮想通貨の価値が急激に上がったり、暴落したりしたことはニュースでも報じられました。また、仮想通貨業者のセキュリティ管理が甘く、ハッキングにより仮想通貨が流出してしまった事件もありました。 それにより、一時的に仮想通貨に対する世間のイメージが悪いものになりましたが、2020年7月現在では仮想通貨の市場は安定してきており、今後は安定的に市場も拡大されると予想されています。 仮想通貨の代表的サービス(仮想通貨事業者) bitflyer、Coincheckなど 家計管理・アドバイス提供(PMF:Personal Financial Management) Fintechの中で最も身近な分野の1つであるPMFは、主な機能として、毎日の支出や収入を管理することです。ようするに家計簿アプリケーションのやくわりを果たします。今までの家計簿ソフトやアプリとは異なり、様々な金融機関の口座を1つのサービスで管理することが可能となっております。銀行口座の情報だけではなく、クレジットカードなどの決済方法による支出をかんりすることができます。 PMFの代表的サービス Money Fowrward PMFのサービスを提供している日本企業の1つであり、コンビニで使った電子マネー、買い物に使ったクレジットカード、給料が振り込まれた銀行口座も、お金の出入りが一つで確認できる、利用者数が800万人を超える国内トップの家計簿アプリです。 Dr. Wallet 利用者数が100万人を超えるマネーフォワードの次に人気な家計簿アプリです。 ソーシャルレンディング ソーシャルレンディングは「貸付型クラウドファンディング」とも言われ、お金を借りたい借り手(主に企業)とお金を運用したい投資家を金融商品を通して結びつけるサービスです。ソーシャルレンディングを提供する企業は、借り手の審査、投資家の募集、貸付や返済金、分配金の管理を行います。 投資信託との違いは、投資家が自分で融資先を探し、価格が相場に左右されない点などです。 ソーシャルレンディングの代表的サービス SBIソーシャルレンディング、Crowd Bank、CROWD CREDITなど クラウドファンディング クラウドファンディングとは、インターネットを介して不特定多数の人々から少額ずつ資金を調達ができるサービスとなります。資金調達の場合、一般的に銀行からの借入やベンチャーキャピタルによる出資などがあげられますが、クラウドファンディングは、これまでの資金調達とは違い、「手軽さ」や「拡散性の高さ」、「テストマーケティングの実施」といった点で新たな資金調達の仕組みとして注目されています。 社会問題の解決や新しいモノを発売したいといういアイデアや持つ人は誰でも“起案者”になることができ、それを応援したい方や新しいモノを試してみたいという人は誰でも“支援者”として支援できます。このように、クラウドファンディングでは、起案者がやりたいプロジェクトに資金提供してくれる人をインターネット上で募集し、資金を集めることです。 クラウドファンディングの代表的サービス Camp Fire、Makuake、Ready Forなど 保険 これまでの保険のイメ―ジは、保険のセールスマンや代理店を経由して保険に加入するというものでしたが、ネットで加入できる保険が近年では成長をしており、今ではスマートフォン1つでで保険に加入することもできます。スマートフォンで加入ができるLINE保険などでは、スマートフォンのアプリで最短60秒で保険に加入することができます。 また、自動車保険などでITを駆使して、走行距離や運転特性などの運転者のデータを取得・分析を行い、そのデータに基づいて保険料を決めるというシステムなどもあります。 保険の代表的サービス LINEほけん、ソニー損保など 融資・ローン 銀行やローン会社などの融資などにもフィンテックの活用が進んでおり、住宅ローンの比較検討や住宅ローンの借り換えサービス、ビッグデータを使った借り手の審査や融資の限度額、貸付利率の決定などにテクノロジーが活用されだしています。 融資・ローンの代表的サービス J.Score、WhatzMoneyなど 会計・財務 企業の会計処理や財務管理の分野において、様々なクラウドサービスが提供されだしています。これまでの会計処理では、属人的なため人的ミスや時間の無駄が多く発生していましたが、クラウドサービスの出現により、会計処理の時間の短縮、人的ミスの軽減、会社の会計状況の可視化が可能になりました。 会計・財務の代表的サービス freee、弥生会計など 送金・割り勘 個人間での送金やお金の受け取り、飲み会の支払いなどの割り勘をスマートフォンのアプリなどを通してできるサービスが普及してきています。割り勘を行う場合は、1円単位での計算や現金の回収など非常に面倒でしたが、キャッシュレスで割り勘を簡単にできることが可能になります。 送金・割り勘の代表的サービス Kyash、よろペイなど 金融情報 投資家が資産を運用したり、企業の経営企画部が戦略を立てる際に、金融や経済のデータを効率よく収集する必要があります。そのようなニーズに対して、ITを使って金融や経済の膨大な量のデータを分析し、短時間で質の高い情報を取得できるサービスが生まれています。 金融情報の代表的サービス ZUU、SPEEDAなど 日本のFintechカオスマップ 最後に、MA STANDが発表した日本のフィンテックサービスのカオスマップをご案内します。これまで取り上げたサービス以外にも様々な企業がサービスを提供しています。 参照:【最新2019年/カオスマップ】日本の最先端FinTech(フィンテック)企業50選/MA STAND まとめ 日本でも多くのフィンテックサービスが生み出されており、ITエンジニアにとっては先端技術の習得や社会的インパクトの大きさなどを考えると、フィンテックの領域は非常に働きがいのある環境と言えるのではないでしょうか。 日本のフィンテック業界で働きたいという外国人のITエンジニアの方でしたら、外国人ITエンジニアの転職エージェント GTalnetにご登録ください。プロのコンサルタントが無料でフィンテック領域への転職をご支援いたします。